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第100回 助産師国家試験 - 午前問題[1 - 30問]

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  • 問1
    遺伝性疾患で正しいのはどれか。
  • 常染色体劣性遺伝疾患では患児の同胞の遺伝的危険率は1/2である。
  • 近親婚では児が常染色体劣性遺伝疾患を発症する可能性が低くなる。
  • 両親が正常であっても常染色体優性遺伝疾患の児が生まれる。
  • X連鎖劣性遺伝疾患は女児に発症する。
  • 問2
    Aさん(33歳、初産婦)は、陣痛発来後20時間で体重3,250gの男児を頭位で経腟分娩した。出生直後の児頭には、頭頂部方向に伸びる形で変形があり、左側前方に産瘤が認められた。
    産道通過の状態として推測されるのはどれか。
  • 第1胎向であった。
  • 大泉門側が先進していた。
  • 小泉門は母体の前方であった。
  • 小斜径周囲面が児頭最大通過面となって産道を下降した。
  • 問3
    疾患と徴候の組合せで正しいのはどれか。
1.
深部静脈血栓症
Homans〈ホーマンズ〉徴候
2.
絨毛膜下血腫
Blumberg〈ブルンベルグ〉徴候
3.
前置胎盤
Piskacek〈ピスカチェック〉徴候
4.
胎児水腫
スカーフ徴候
  • 問4
    30歳の初妊婦。身長161cm、体重88kg(非妊時体重78kg)。妊娠前に高血圧症を指摘されていたが、薬物治療は行われていなかった。妊娠初期は尿蛋白が陰性であった。妊娠33週0日、妊婦健康診査で、体温37.0℃、脈拍78/分、整、血圧156/108mmHg。動悸、息切れなどの訴えはない。浮腫はない。尿蛋白3+、尿糖(-)、1日尿蛋白量は2.7g/日であった。腹部超音波検査では、胎児推定体重1,970g、胎児形態異常はない。
    この時点で考えられるのはどれか。
  • 加重型妊娠高血圧腎症
  • ネフローゼ症候群
  • 高血圧合併妊娠
  • 妊娠高血圧
  • 問5
    24歳の初産婦。妊娠37週3日、自然に陣痛が発来した。陣痛開始から5時間後の胎児心拍数陣痛図(別冊No.1)を別に示す。
    判読で正しいのはどれか。

  • 早発一過性徐脈
  • 遅発一過性徐脈
  • 変動一過性徐脈
  • 遷延一過性徐脈
  • 問6
    妊娠38週0日で、骨盤位のため腰椎麻酔による予定帝王切開術で体重3,300gの児を分娩した褥婦。手術室から褥室に帰室した。
    手術当日のケアで最も適切なのはどれか。
  • セミファウラー位とする。
  • 3時間ごとに搾乳を行う。
  • 両下肢の間欠的空気圧迫法を行う。
  • 創部をポビドンヨードで消毒する。
  • 問7
    妊婦健康診査の費用について正しいのはどれか。
  • 妊婦1人当たりの公費負担額は全国一律である。
  • 妊婦健康診査の助成費用は薬剤処方に利用できる。
  • 日本助産師会が示す助産師業務料金に基づく必要がある。
  • 転出した場合は転出前の自治体の受診券は利用できない。
  • 問8
    震度6強の地震が発生した。病院内では火災の発生や建物の倒壊がないことが確認された。
    このときの助産師の対応で適切なのはどれか。
  • 母児は別々に避難させる。
  • 避難経路は受け持ち助産師が決める。
  • 新生児はコットに寝かせて避難させる。
  • 分娩第2期進行中の産婦は分娩を終了させてから避難させる。
  • 問9
    Aさん(16歳)は、無月経を主訴に母親とともに産婦人科を受診した。外性器は女性型で、婦人科的診察および超音波検査にて腟と子宮が確認された。染色体検査の結果(別冊No.2)を別に示す。
    考えられる疾患はどれか。

  • 多囊胞性卵巣症候群
  • Turner〈ターナー〉症候群
  • Sheehan〈シーハン〉症候群
  • Asherman〈アッシャーマン〉症候群
  • Klinefelter〈クラインフェルター〉症候群
  • 問10
    経腟分娩後に発生した腟壁血腫が増大し、膀胱側腔まで拡大した。
    動脈塞栓術によって止血を行う場合、塞栓の対象となるのはどれか。
  • 腎動脈
  • 卵巣動脈
  • 下腹壁動脈
  • 総腸骨動脈
  • 内腸骨動脈
  • 問11
    胎盤に関して正しいのはどれか。
  • 一絨毛膜性双胎では胎盤が2つ形成される。
  • 母体血は臍帯動脈を通って絨毛間腔に入る。
  • 水溶性物質は脂溶性物質より通過性が高い。
  • 母児間の物質交換は絨毛細胞を介して行われる。
  • 血中 hCG〈ヒト絨毛性ゴナドトロピン〉は妊娠末期まで漸増する。
  • 問12
    胎児の神経管閉鎖障害の予防を目的とした妊娠中の1日当たりの葉酸の推奨摂取量として適切なのはどれか。
  • 10μg
  • 20μg
  • 120μg
  • 240μg
  • 480μg
  • 問13
    正常新生児の特徴で正しいのはどれか。
  • 追視ができる。
  • 視力は0.2程度である。
  • 音への反応はみられない。
  • 呼吸は主に口呼吸である。
  • 甘味の濃淡の識別ができる。
  • 問14
    Aさん(32歳、初妊婦)。妊娠30週0日、妊婦健康診査のため来院した。妊娠9週0日に妊娠と診断されて以降、妊婦健康診査を受診していなかった。身長155cm、体重80kg(非妊時体重68kg)。血圧138/80mmHg。下に軽度の浮腫が認められた。尿蛋白+、尿糖2+。超音波検査で胎児推定体重2,100g、AFI24.0、子宮頸管長35mm。子宮収縮の自覚はない。血液検査データは、Hb11.5g/dL、Ht33%、空腹時血糖144mg/dLであった。
    Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。
  • 外来で食事指導を行う。
  • 50gGCTを行う。
  • 75gOGTTを行う。
  • 羊水検査を行う。
  • 入院し血糖コントロールを行う。
  • 問15
    Aさん(28歳、女性)は、小児期にてんかんと診断され、現在までカルバマゼピンを服用している。Aさんは今後、妊娠したいと考えており、妊娠に関する相談のため産婦人科を訪れた。
    Aさんに情報提供する内容で正しいのはどれか。
  • 妊娠前からビタミンB1の内服を行う。
  • 妊娠後期に抗てんかん薬の服用量を減らす必要がある。
  • 分娩前からビタミンKの内服を行う。
  • 抗てんかん薬による胎児への影響はない。
  • てんかん発作が生じても胎児への影響はない。
  • 問16
    微弱陣痛の原因となるのはどれか。
  • 前期破水
  • 羊水過多
  • 子宮内感染
  • 頸管無力症
  • 胎児発育不全〈FGR〉
  • 問17
    乳幼児の感染症と原因ウイルスの組合せで正しいのはどれか。
1.
手足口病
アデノウイルス
2.
突発性発疹
コクサッキーウイルス
3.
咽頭結膜熱
ヒトパピローマウイルス〈HPV〉
4.
へルパンギーナ
単純ヘルペスウイルス
5.
急性細気管支炎
RSウイルス
  • 問18
    Aさん(39歳、初産婦)。非妊時BMI24。妊娠18週の妊婦健康診査時、体重が非妊時から7kg増加、前回の14週時から3kg増加していることを指摘された。その他の妊娠経過に問題はない。「仕事が忙しく夕食が遅い時間になる。外食ばかりで栄養バランスがよくないとは思っているが、なかなか改善できない。高齢出産だから異常になりやすいのも心配」と言った。
    このときのAさんへの対応で最も適切なのはどれか。
  • 母親学級への参加を勧める。
  • 体重管理のための食生活を一緒に考える。
  • 産前休業に入って意識が変化するのを待つ。
  • 生活行動の問題点について解決策を提示する。
  • 体重増加が続いた場合の危険性について強調して説明する。
  • 問19
    40歳の初妊婦。妊娠16週0日に母体血を用いた非侵襲的出生前遺伝学的検査〈NIPT〉を受けたところ、異常が指摘された。
    助産師の対応で適切なのはどれか。
  • 妊婦の両親に意見を聞くよう勧める。
  • 羊水検査の実施について夫婦の意思を確認する。
  • 染色体異常の児を持つ親の会について情報提供を行う。
  • 妊娠の継続について夫婦でよく相談して決めるよう話す。
  • 人工妊娠中絶は妊娠21週6日まで可能であると説明する。
  • 問20
    Seitz〈ザイツ〉法について正しいのはどれか。
  • 胎児の頤部の位置が把握できる。
  • 骨盤内への児頭の進入の程度を判断する。
  • 陰性であれば児頭骨盤不均衡〈CPD〉ではない。
  • 恥骨結合下縁から岬角中央部の距離が把握できる。
  • 恥骨結合前面が児頭より高く触れる場合は陽性となる。
  • 問21
    Aさん(32歳、1回経産婦)は、妊娠35週3日に常位胎盤早期剝離のため緊急帝王切開術で分娩した。術後の血液検査で播種性血管内血液凝固〈DIC〉と診断された。体温37.2℃、脈拍70/分、血圧135/80mmHg。
    このときのAさんに投与されるのはどれか。
  • 降圧薬
  • ジアゼパム
  • 新鮮凍結血漿
  • 硫酸マグネシウム
  • ヘパリンナトリウム
  • 問22
    骨盤と胎児を図に示す。

    胎児の位置で正しいのはどれか。
  • 斜位
  • 反屈位
  • 単殿位
  • 第2分類
  • 第1胎向
  • 問23
    助産業務ガイドライン2014に基づき、正常分娩急変時に経産婦を助産所から搬送すべき状況はどれか。
  • 羊水が淡黄色である。
  • 第2度の会陰裂傷がある。
  • 母体の体温が37.5℃である。
  • 破水後24時間経過したが陣痛が発来しない。
  • 子宮口全開大から1時間経過したが分娩が進行しない。
  • 問24
    Aさん(37歳、1回経産婦)。妊娠25週3日で妊婦健康診査のため来院した。これまでの妊娠経過は順調である。前回の妊娠では妊娠31週で起床後に胎動を感じず、外来を受診したところ子宮内胎児死亡と診断された。原因は不明であった。Aさんは助産師に「寝ている間に赤ちゃんが死んでしまうのではないかと気になって熟睡できない」と話した。
    助産師の対応で適切なのはどれか。
  • 夜間に数回起きて胎動を確認するよう勧める。
  • 主治医に睡眠薬を処方してもらうよう勧める。
  • 妊娠中の胎児に関心が向くような話題を提供する。
  • 妊娠経過が順調であるため再度起こることはないと伝える。
  • 今後の妊娠管理について主治医と助産師を交えて相談することを提案する。
  • 問25
    Aさん(23歳、初産婦)。妊娠40週4日。前日20時に陣痛発来で入院した。23時に排尿があったが、その後尿意はなく排尿はみられていない。最後の排便は2日前であった。現在7時で、内診所見は、子宮口7cm開大、展退度100%、Station±0、胎胞を触れた。胎児心拍数陣痛図で陣痛間欠3~4分、陣痛発作40~50秒。Aさんは、陣痛発作時には顔をしかめて辛そうであり、前日の夜からほとんど眠れていない。強い悪心に伴って嘔吐があり、食欲はない。
    この時点でのAさんへの援助で最も適切なのはどれか。
  • 室内歩行を促す。
  • 炭酸飲料を勧める。
  • トイレでの排尿を促す。
  • グリセリン浣腸を実施する。
  • 消化の良い食べ物を勧める。
  • 問26
    Aさん(35歳、経産婦)。帝王切開術で体重2,600gの女児を出産し、1か月健康診査で来院した。産褥経過は良好であった。2年前、帝王切開術で体重2,780gの女児を出産した。Aさんは「夫はもう1人子どもが欲しいと言っているが、私は2人で十分だと思っている」と助産師に話した。Aさんは母乳栄養を行っている。喫煙5本/日。
    Aさんに勧められる避妊方法として最も適切なのはどれか。
  • 卵管結紮術
  • コンドーム
  • 基礎体温法
  • 低用量経口避妊薬
  • 子宮内避妊器具〈IUD〉
  • 問27
    エジンバラ産後うつ病自己評価票について正しいのはどれか。
  • 20項目の質問から構成される。
  • 産後うつ病を診断するために用いる。
  • 9点以上は産後うつ病疑いと判定する。
  • 対象は産後うつ病のハイリスク者である。
  • 産後うつ病とマタニティブルーズとの鑑別ができる。
  • 問28
    在胎38週4日、体重1,700gで出生した男児。低体重のため保育器に収容された。呼吸障害はなかった。生後8 時間から哺乳を開始。生後24時間で無呼吸とともに両側上肢の間代性けいれんが30秒間認められたため、血液検査が行われた。
    この児の血液生化学所見でけいれんの原因はどれか。
  • 血糖値60mg/dL
  • 血清カリウム3.0mEq/L
  • 血清ナトリウム130mEq/L
  • 血清カルシウム6.5mg/dL
  • 血清総ビリルビン10.0mg/dL
  • 問29
    生後1日の女児。在胎40週0日、体重3,300gで出生し、生後6時間から母乳を開始した。生後12時間で肉眼的黄疸が出現した。母の血液型はO型Rh(-)、父の血液型はA型Rh(+)、児の血液型はA型Rh(+)であった。児の赤血球の直接Coombs〈クームス〉試験は陰性で、成人A型血球による間接Coombs〈クームス〉試験は陽性であった。
    この児の黄疸の原因として最も考えられるのはどれか。
  • 母乳性黄疸
  • Rh式血液型不適合
  • 遺伝性球状赤血球症
  • ABO式血液型不適合
  • 不規則抗体による血液型不適合
  • 問30
    早期新生児期に高カリウム血症をきたすおそれがあるのはどれか。
  • 先天性甲状腺機能低下症
  • 先天性副腎皮質過形成症
  • メープルシロップ尿症
  • フェニルケトン尿症
  • ガラクトース血症
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