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第94回 助産師国家試験 - 午後問題[1 - 30問]

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  • 問1
    「助産師の声明」による「助産師の倫理綱領」で正しいのはどれか。
  • 助産師自身が安心できるケアを提供する。
  • 女性自らが意思を表明できるように援助する。
  • 女性の情報を他の保健医療従事者と積極的に共有する。
  • 助産師は免許取得時の助産師業務基準を遵守し続ける。
  • 問2
    勃起障害について正しいのはどれか。
  • 心理的要因により起こることはない。
  • 原因で最も多いのは抗うつ薬の副作用である。
  • 性交時に十分な勃起が起こらないことをいう。
  • 治療薬としてメチルテストステロンが使われる。
  • 問3
    薬物と静脈内注射した場合の副作用との組合せで正しいのはどれか。
1.
エルゴメトリンマレイン酸塩
血圧低下
2.
プロスタグランジンF
便秘
3.
硫酸マグネシウム
下痢
4.
リトドリン塩酸塩
高血糖
  • 問4
    ある常染色体劣性遺伝疾患の原因遺伝子を持つ保因者の一般人口に占める割合が1/50〈2%〉であると仮定する。
    この疾患の一般人口における発症率で推定されるのはどれか。
  • 1/100〈1%〉
  • 1/200〈0.5%〉
  • 1/2,500〈0.04%〉
  • 1/10,000〈0.01%〉
  • 問5
    思春期女子の月経困難症で正しいのはどれか。
  • 機能性月経困難症は鎮痛薬が有効なことが多い。
  • 機能性月経困難症は初経直後から始めることが多い。
  • 器質性月経困難症の方が機能性月経困難症よりも多い。
  • 器質性月経困難症はカウンセリングが有効なことが多い。
  • 問6
    正常新生児の特徴で正しいのはどれか。
  • 視力は0.2相当である。
  • 呼吸は鼻呼吸が主体である。
  • 塩味の濃淡の識別ができる。
  • 眼球運動は上方視から発達する。
  • 問7
    梅毒に感染した妊婦で正しいのはどれか。
  • 薬80%は流産する。
  • 感染者の半数以上が不顕性感染である。
  • 血液反応が陰性化するまで治療を行う。
  • 母から児への感染は主に経産道感染である。
  • 問8
    外出血は少ないが出血性ショックに至る可能性があるのはどれか。
  • 前置胎盤
  • 産道裂傷
  • 後腹膜血腫
  • 子宮内反症
  • 問9
    褥婦20日の褥婦。「子どもが右側の乳頭ばかり吸うので、左側の乳汁分泌が悪くなった」と話す。
    関係するメカニズムはどれか。
  • オートクリンコントロール
  • エンドクリンコントロール
  • 腺房細胞の分泌細胞への分化
  • エストロゲンによる乳管系の増殖
  • 問10
    乳幼児の髄膜炎の原因となる病原体でワクチン利用ができないのはどれか。
  • 肺炎球菌
  • ムンプスウイルス
  • インフルエンザ桿菌
  • B群溶血性レンサ球菌〈GBS〉
  • 問11
    妊娠36週の妊婦で異常なデータはどれか。
  • 血小板数13万/µL
  • 白血球数10,000/µL
  • 児頭大横径〈BPD〉90mm
  • 羊水インデックス〈AFI〉4cm
  • 問12
    妊娠のためには不妊治療が必要と医師から説明された女性への支援で適切なのはどれか。
  • 不妊治療を受けるよう促す。
  • 妊娠への期待が高まるよう励ます。
  • 不妊治療に関する助産師の価値観を伝える。
  • 現状をどのように受けとめているかを確認する。
  • 問13
    妊婦の健康診査で正常な所見はどれか。
  • 妊娠32週、推定児体重1,500g。
  • 妊娠34週、触診で児頭を子宮底に触れる。
  • 妊娠36週、ザイツ法陽性。
  • 妊娠38週、子宮口3cm開大。
  • 問14
    33歳の初産婦。妊娠30週3日。立ち仕事の多い販売店に勤務している。妊婦健康診査で血圧142/76mmHg、尿蛋白(±)、Hb10.0g/dL、下肢の浮腫を認めた。「おなかは張らないけど疲れる」と言う。
    この妊婦への保健指導で適切なのはどれか。
  • マタニティビクスを勧める。
  • 水分摂取を控えるよう指導する。
  • 1日の塩分摂取を6g以下に抑えるよう指導する。
  • 現在よりも軽作業の業務への変更を上司に要望するよう勧める。
  • 問15
    前回帝王切開の子宮筋層の切開創の模式図を示す。
    子宮破裂のリスクが低いのはどれか。
    ただし、破線は切開創を表す。
1.2.
3.4.
  • 問16
    23歳の初産婦。妊娠40週2日。陣痛間欠3分、発作50秒。子宮口9cm開大、展退度80%、Station±0。肛門圧迫感はない。胎児心拍モニタリングはreassuringである。全身に力が入り、陣痛発作のたびに大声を上げ、このような陣痛がいつまで続くのかと興奮している。
    このときの対応で最も適切なのはどれか。
  • 現在の状況が続くと伝える。
  • 産婦が力を抜けるように呼吸をリードする。
  • 産痛がつらくても大声を出さないよう声をかける。
  • どのような分娩にしたいか本人の考えを確認する。
  • 問17
    分娩第1期加速期の初産婦。呼吸が速くなり、呼吸困難感と指のしびれとを訴えている。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%。
    考えられるのはどれか。
  • 貧血
  • 肺塞栓
  • 肺水腫
  • 過換気症候群
  • 問18
    肩甲難産時の対応で適切なのはどれか。
  • 会陰切開は行わない。
  • ファイトスメリー法を実施する。
  • クリステレル胎児圧出法を実施する。
  • 産婦に大腿を腹部に引き寄せる体位をとらせる。
  • 問19
    吸引遂娩術で正しいのはどれか。
  • 陣痛間欠時に牽引する。
  • 吸引カップは大泉門に装着する。
  • 吸引カップは肩甲娩出後に除去する。
  • 後頭結節が恥骨下縁を通過したら牽引方向を上方に向ける。
  • 問20
    産褥5日の非授乳婦への受胎調節指導で正しいのはどれか。
  • 避妊は月経発来後から必要になる。
  • 低用量経口避妊薬は使用可能である。
  • IUDは産褥3週から使用可能である。
  • 産後の月経発来は産後3か月以降である。
  • 問21
    30歳の初産婦。妊娠36週で2,500gの児を出産した。妊娠中、児の異常については何も指摘されていなかった。分娩介助をした助産師が、出生後すぐに口蓋裂を発見した。アプガースコアは1分後9点であった。
    口蓋裂について両親に説明する時期として適切なのはどれか。
  • 分娩直後のなるべく早期に説明する。
  • 出生時の処置後、児との面会時に説明する。
  • 小児科医による一般的な児の診察後に説明する。
  • NICUに入院させて全身の精密検査後に説明する。
  • 問22
    正期産で出生した新生児の生後12時間の所見で、すぐに小児科医による診察が必要なのはどれか。
  • 排尿がみられない。
  • 排便がみられない。
  • 肉眼的に黄疸がみられる。
  • 羊水様の嘔吐が数回みられる。
  • 問23
    生後3日の新生児。在胎39週0日、3,000gで出生した。体重は2,790gで
    日よりも体重が増加している。体温37.0℃。呼吸数50/分。心拍数120/分。血清総ビリルビン18mg/dL。
    アセスメントで正しいのはどれか。
  • 正常な経過
  • 呼吸障害
  • 体重増加不良
  • 血清総ビリルビン高値
  • 問24
    平成20年の母子保健統計で正しいのはどれか。
  • 人工死産率よりも自然死産率の方が高い。
  • 人工妊娠中絶数は前年と比べて増加している。
  • 低出生体重児の出生割合は全出生数の約1割である。
  • 妊産婦死亡の原因は間接産科的死亡が半数以上である。
  • 問25
    母子保健法における新生児の訪問指導で正しいのはどれか。
  • 褥婦の健康診査も含まれる。
  • 都道府県が主体となって行う。
  • 訪問者は助産師でなければならない。
  • 新生児期を過ぎた後も訪問を継続できる。
  • 問26
    開業助産師が請求できる分娩費用の設定で正しいのはどれか。
  • 出産育児一時金の範囲とする。
  • 分娩所要時間によって設定できる。
  • 医科診療報酬点数表に記載されている。
  • 産科医療補償制度の保険料は加算できない。
  • 問27
    助産所の管理で医療法に規定されているのはどれか。
  • 嘱託の産科医師を管理者とする。
  • 入所可能な人数は9名以下とする。
  • 分娩室の床面積は4.3平方メートルとする。
  • 助産所開設後14日以内に開設届を都道府県知事に提出する。
  • 問28
    早産児の退院後のフォローアップ外来で、修正月齢よりも暦月齢に基づいて判断するのはどれか。
  • 神経発達の状況
  • 身長の増加状況
  • 体重の増加状況
  • 離乳食の開始時期
  • 予防接種の開始時期
  • 問29
    更年期障害に対するホルモン補充療法の禁忌はどれか。2つ選べ。
  • 子宮筋腫
  • 子宮体癌
  • 脂質異常症
  • 血栓症の既往
  • アルツハイマー型認知症
  • 問30
    胎児の器官形成で正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 妊娠5週ころまでに耳が形成される。
  • 妊娠5週ころまでは中枢神経系の奇形感受性が高い。
  • 妊娠16週ころまでは体幹の屈曲運動は観察されない。
  • 妊娠24週では肺胞は形成されていない。
  • 妊娠28週ころから胎児の皮膚の角化は進行する。
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