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第97回 助産師国家試験 - 午前問題[1 - 30問]

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  • 問1
    国際助産師連盟〈ICM〉の「基本的助産業務に必須な能力2010年」に示されている能力はどれか。
  • 助産師自身の健康管理能力
  • 女性の経済的自立支援能力
  • 幼児を持つ母親への子育て支援能力
  • 母子のケアの社会的、疫学的、文化的能力
  • 問2
    魚介類に蓄積し、妊婦が過量摂取することにより胎児の健康への影響が懸念されているため、厚生労働省が妊婦の摂取量の目安を示している物質はどれか。
  • 有機鉛
  • 有機リン
  • 有機水銀
  • 有機塩素化合物
  • 問3
    妊娠中にプロゲステロンの産生の主体が黄体から胎盤に移行する時期はどれか。
  • 妊娠4週ころ
  • 妊娠8週ころ
  • 妊娠12週ころ
  • 妊娠16週ころ
  • 問4
    骨盤腔の区分とその形成部の組合せで正しいのはどれか。
1.
骨盤入口部
岬角
2.
骨盤 部
恥骨結合上縁
3.
骨盤峡部
第2 ・第3仙椎接合部
4.
骨盤出口部
寛骨臼内面下縁
  • 問5
    産褥熱について正しいのはどれか。
  • 乳腺炎に続発する。
  • 細菌感染症である。
  • 持続的な子宮の激痛がある。
  • 37.5℃以上の発熱で診断する。
  • 問6
    機能性月経困難症の患者で月経血中濃度が上昇しているのはどれか。
  • オキシトシン
  • エストロゲン
  • プロゲステロン
  • プロスタグランジン
  • 問7
    妊娠34週0日の初妊婦。非対称性〈asymmetrical〉胎児発育不全〈FGR〉-1.5SDと診断された。経腹超音波検査で胎児と胎児付属物の異常はない。羊水量は正常。自宅安静と1週後の再検査となった。
    保健指導で適切なのはどれか。
  • 胎動カウントをする。
  • 乳頭の手入れを開始する。
  • 摂取エネルギー量を増やす。
  • 塩分摂取は5g/日以下とする。
  • 問8
    正常分娩した産褥5日の初産婦。産後の経過に異常はなく、母乳分泌も良好である。褥婦が「夫は単身赴任で、私1人で子どもを育てられるかどうか心配です」と話した。
    コミュニケーション技術を用いた対応で最も適切なのはどれか。
  • 「子育ては母親がするものですよ」
  • 「あなたは大丈夫。自信を持ちましょう」
  • 「心配していると母乳の出が悪くなりますよ」
  • 「心配なことをもう少し詳しく教えてください」
  • 問9
    乳癌について正しいのはどれか。
  • 妊娠中に治療はできない。
  • 妊娠中の生検は禁忌である。
  • 授乳期にマンモグラフィは禁忌である。
  • 授乳期の反復する血乳は精密検査が必要である。
  • 問10
    腹部触診法の写真(別冊No.1 ①~④)を別に示す。
    Seitz〈ザイツ〉法はどれか。

  • 問11
    妊娠30週0日の初妊婦への母乳育児に向けた説明で適切なのはどれか。
  • 「お産当日から頻回授乳することが大切です」
  • 「妊娠37週を過ぎるまでは乳頭には触れないでください」
  • 「お産後は搾乳が必要なので今から練習しておきましょう」
  • 「母乳と人工乳のどちらで育てていくかを妊娠中に決めておきましょう」
  • 問12
    28歳の女性。33歳の夫と2人暮らし。仕事が忙しく不規則な生活によって体重が減少し、2年前から無月経となった。1年前から妊娠を希望しているが、無月経が続いているため外来を受診し、視床下部性の排卵障害と診断された。身長160cm、体重40kg(3年前の体重53kg)。医師からは夫の検査も勧められている。女性は「これからどうすればいいのでしょうか」と助産師に質問した。
    助産師の説明で適切なのはどれか。
  • 「養子縁組をしましょう」
  • 「もう少し様子をみましょう」
  • 「体重を増やすことが大切です」
  • 「夫の検査結果が出るのを待ちましょう」
  • 問13
    42歳の初産婦。分娩第1期所要時間は12時間、子宮口全開大から100分経過している。Station+2、胎児の矢状縫合は第1斜径で小泉門は1時方向に触れる。陣痛間欠2~3分、陣痛発作40秒。胎児心拍数陣痛図の波形はレベル2である。
    アセスメントで適切なのはどれか。
  • 正常経過
  • 微弱陣痛
  • 児頭下降不良
  • 胎児機能不全
  • 問14
    助産師の利き手が右手の場合、仰臥位分娩での発露時の会陰保護で正しいのはどれか。
  • 左手で児頭を徐々に娩出する。
  • 右手で肛門側から児頭を強く圧迫する。
  • 右手で肛門保護を行い、左手は使用しない。
  • 両手を陰裂に当て、会陰を下方に押し下げる。
  • 問15
    硬膜外麻酔下の分娩における麻酔の影響で起こりやすいのはどれか。
  • 鉗子・吸引分娩になりやすい。
  • 出生児に呼吸抑制が生じやすい。
  • 子宮復古が遅れやすい。
  • 母体の誤嚥性肺炎発症の危険性が高くなりやすい。
  • 問16
    出産後の母親の心理的特徴について適切なのはどれか。
  • 産褥早期に一過性に情緒不安定となる。
  • 授乳行動に対する不安は軽減する傾向にある。
  • 産褥5~10日は依存的な態度を示す時期である。
  • 出産について想起できるのは産褥5日以降である。
  • 問17
    産褥1日、会陰裂傷第4度の褥婦から、縫合部にしみるようで怖くて排尿できないと訴えがあった。
    適切な対応はどれか。
  • 膀胱留置カテーテルを留置する。
  • 水分摂取量を減らすよう指導する。
  • 臥床したまま便器を挿入して排尿させる。
  • 縫合部に問題がないことを褥婦と一緒に確認する。
  • 問18
    32歳の初産婦。妊娠40週4日に経腟分娩で2,840 gの男児を出産した。30歳で甲状腺機能亢進症を発症し、プロピオチオウラシルを内服している。妊娠中の血中甲状腺ホルモン値は正常範囲内であった。
    授乳に関する説明で正しいのはどれか。
  • 「お薬を減らせば授乳できます」
  • 「昆布を多めに食べて授乳しましょう」
  • 「特に授乳を制限する必要はありません」
  • 「お薬を飲んでいるので授乳はやめてください」
  • 問19
    不規則抗体による新生児溶血性疾患について正しいのはどれか。
  • 生後10日以降に発症する。
  • 末梢血に有核赤血球が多数出現する。
  • 直接ビリルビン優位の高ビリルビン血症となる。
  • RhD抗原が母親で陽性、児で陰性の組合せが多い。
  • 問20
    在胎39週6日、助産所で出生した児。出生時体重3,800g。母親の妊娠経過は順調であった。生後2時間に振戦があり、血糖値を測定したところ35mg/dLであったため、糖水を飲ませた。
    次に行う対応で適切なのはどれか。
  • 経過観察する。
  • 次回授乳からは人工乳を補足する。
  • 60分後に血糖値を測定する。
  • 直ちに搬送する。
  • 問21
    地域子育て支援拠点事業について正しいのはどれか。
  • おおむね3歳未満の児童および保護者を対象とする。
  • ボランティアには子育て経験が必要である。
  • ひとり親家庭生活支援事業がある。
  • 新生児訪問事業を実施する。
  • 問22
    特定不妊治療費の助成に必要な要件はどれか。
  • これまでに人工授精を受けたことがある。
  • 指定医療機関で治療を受けている。
  • 現在の子どもが1人以下である。
  • 治療期間は5年以上である。
  • 問23
    病院で新たに助産師外来を開設することになった。勤務経験5年以上の助産師5名が担当し、対象は正常経過の妊婦とした。
    助産師外来の運営で望ましいのはどれか。
  • 医師への報告基準を作成する。
  • 妊婦の希望する超音波検査を主とする。
  • 正常な経過であれば医師外来の受診は不要とする。
  • 妊婦健康診査の記録は助産師外来独自の記録とする。
  • 問24
    妊娠37週0日の初産婦。陣痛発来で入院した。入院後3時間で自然破水し、羊水は白色で少量の血性分泌物がみられた。破水後、胎児心拍数陣痛モニタリングを開始した。1時間後に胎児心拍数が80bpmに低下したため、直ちに酸素を投与し、1分後に回復した。40分後に遅発性一過性徐脈が出現し、助産師は医師に報告した。児は吸引分娩で出生、Apgar〈アプガー〉スコアは1分後6点、5分後9点であった。
    この事例で改善すべき行動はどれか。
  • 破水した産婦を経過観察したこと
  • 医師の指示なく酸素投与を行ったこと
  • 血性分泌物がみられたことを医師に報告しなかったこと
  • 胎児心拍数が80bpmに低下したことを医師に報告しなかったこと
  • 問25
    2週前に大災害を体験した妊婦。妊婦健康診査時に「小さな物音も気になります。不安になると気持ちが落ち着かず、眠りが浅くなります。あのときのことが思い出されます」と話した。
    適切な対応はどれか。
  • 災害のことは早く忘れるよう励ます。
  • つらい体験は胸にしまっておくよう勧める。
  • 誰にでも起こりうる反応であることを話す。
  • これから子どもが生まれるのだから幸せな方だと慰める。
  • 問26
    妊娠高血圧腎症の診断基準に含まれるのはどれか。
  • 蛋白尿
  • 両下肢の浮腫
  • 低アルブミン血症
  • 血中クレアチニン高値
  • 糸球体濾過量〈GFR〉低値
  • 問27
    低置胎盤の胎盤辺縁から内子宮口までの距離を測定し、経腟分娩の可否を判断するのに適切な時期はどれか。
  • 妊娠20週
  • 妊娠28週
  • 妊娠30週
  • 妊娠35週
  • 妊娠38週
  • 問28
    在胎32週3日、1,850gで出生した児。出生後に呼吸障害は認められなかったが、保温のため保育器に収容した。
    出生当日の対応で最も適切なのはどれか。
  • 経口哺乳を開始する。
  • 生理食塩水の輸液を準備する。
  • 保育器の設定温度は36.0℃にする。
  • 保育器内の酸素濃度は40%にする。
  • 初回面会時に母親にタッチングを勧める。
  • 問29
    在胎38週0日、体重2,300gで出生した児。小頭症、心奇形および白内障が認められた。
    この症例の診断において優先される確認事項はどれか。
  • 妊娠初期のトキソプラズマ感染の有無
  • 妊娠初期の風疹ウイルス感染の有無
  • 母親のアルコール依存症の有無
  • 母親の薬物摂取の有無
  • 母親の喫煙の有無
  • 問30
    助産師の守秘義務が規定されているのはどれか。
  • 刑法
  • 医療法
  • 母子保健法
  • 保健師助産師看護師法
  • 個人情報の保護に関する法律
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