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第98回 助産師国家試験 - 午前問題[1 - 30問]

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  • 問1
    Klinefelter〈クラインフェルター〉症候群で正しいのはどれか。
  • 低身長がみられる。
  • 先天性心疾患を伴う。
  • X染色体のモノソミーが原因である。
  • 2本以上のX染色体と1本以上のY染色体を有する。
  • 問2
    Aさんは、外陰部に軽い掻痒感を伴う隆起性病変に気づいて受診し、尖圭コンジローマと診断された。
    Aさんの治療で正しいのはどれか。
  • 抗菌薬の服用
  • ポビドンヨードによる消毒
  • 副腎皮質ステロイドの塗布
  • イミキモドクリームの塗布
  • 問3
    新生児の帽状腱膜下血腫について正しいのはどれか。
  • 骨膜下の出血である。
  • 生後4、5日で発症する。
  • 骨縫合を越えることはない。
  • 出血性ショックの原因となる。
  • 問4
    50歳の女性。夫と2人暮らし。更年期の健康教室終了後に「月経が不規則になりそろそろ生理が止まりそうで寂しい気がします。最近、これまでのように性欲がありません。妻としてこれでいいのかと思っています」と助産師に相談した。簡略更年期指数の得点は100点中23点であった。
    最初の対応で最も適切なのはどれか。
  • カウンセリングを勧める。
  • 医療機関の受診を勧める。
  • 健康的なライフスタイルについて指導する。
  • 女性としての自己イメージについて確認する。
  • 問5
    Dubowitz法による新生児成熟度の評価において成熟度が高いのはどれか。
  • 耳介が平坦である。
  • 乳腺線維を触れない。
  • 皮膚の血管が見えない。
  • 足底のしわがない。
  • 問6
    自然流産について正しいのはどれか。
  • 高齢妊婦では頻度が上昇する。
  • 妊娠12週以降に生じやすい。
  • 最も多い原因は感染である。
  • 全妊婦の約5%に生じる。
  • 問7
    妊娠36週0日の妊婦健康診査で胎児発育不全〈FGR〉が認められた。
    経腹超音波検査による胎児の状態評価において、胎内環境が不良であることを示唆するのはどれか。
  • 手掌の開閉動作がある。
  • 羊水ポケットが5cmである。
  • 臍帯動脈血流が逆流している。
  • 呼吸様運動が30分間に2回ある。
  • 問8
    思春期の子どもがいる親を対象に「思春期の子どもとの関わり方を考える」をテーマに、15人定員の参加型の小集団健康教室を計画した。
    教室の運営で最も適切なのはどれか。
  • 講師による講義形式で行う。
  • 教室の運営は参加者に任せる。
  • 親の年齢によってグループに分ける。
  • 参加者の顔が見えるようにサークル型に椅子を置く。
  • 問9
    妊産婦へのB群溶連菌〈GBS〉の検査と対応について正しいのはどれか。
  • 検査部位は咽頭である。
  • 検査時期は妊娠16週未満である。
  • 検査は母体敗血症の予防のために実施する。
  • 保菌者にはペニシリン系抗菌薬の投与が行われる。
  • 問10
    30歳の初妊婦。妊娠23週5日。妊娠経過は良好。1年前から正規雇用の職員として働いている。「妊婦健康診査は有給休暇をとって受診していました。今後は妊婦健康診査の回数が増えたり、出産後も子どものことで仕事を休む機会が増えると思うのでどのような制度があるか聞きたい」と言う。
    この妊婦への情報提供として正しいのはどれか。
  • 「妊婦健康診査の受診に必要な時間を確保するための休暇の申請ができます」
  • 「産後休暇の後に育児休業が1年とれます」
  • 「看護休暇は1年に20日が限度です」
  • 「子どもが小学生になるまで短時間勤務が可能です」
  • 問11
    児娩出時の体幹の把持方法の写真(別冊No.1①~④)を別に示す。
    適切なのはどれか。

  • 問12
    36歳の初産婦。妊娠40週2日。午前11時25分に女児を娩出し、午前11時35分に胎盤を娩出した。胎盤娩出後の子宮底の高さは臍下2横指、硬式テニスボール様の硬さであった。出血が持続し、出血量は800mL。腟鏡診で、頸管9時方向に裂傷が認められた。
    この時点で助産師がまず行う処置はどれか。
  • 子宮双手圧迫法
  • 子宮底輪状マッサージ法
  • 麦角アルカロイドの準備
  • ガーゼの腟内充填による圧迫
  • 問13
    産褥4日の褥婦のバイタルサインで正常から逸脱しているのはどれか。
  • 体温38.0℃
  • 呼吸数20/分
  • 脈拍60/分、整
  • 血圧136/80mmHg
  • 問14
    乳腺炎の褥婦に対する指導で正しいのはどれか。
  • 搾乳しない。
  • 乳房を温める。
  • 授乳を継続する。
  • 高エネルギー食を摂る。
  • 問15
    Aさん(29歳、経産婦)。妊娠36週0日で胎児機能不全のため緊急帝王切開を受け2,320gの男児を出産した。児は一過性多呼吸〈TTN〉のためNICUに入院した。産褥1日、助産師は午前9時にAさんを訪室した。Aさんは「私の子は元気ですか、心配です。今すぐに子どもに会いたい。午後の面会時間に来る上の子や夫に状況を話したい」と訴えた。
    Aさんへの説明で適切なのはどれか。
  • 「午後の面会時間まで待ちましょう」
  • 「一過性多呼吸は心配のない病気です」
  • 「赤ちゃんに早めに会えるよう調整してみます」
  • 「お母さんも赤ちゃんも元気になったら会いに行きましょう」
  • 問16
    正常新生児の呼吸器系の特徴について正しいのはどれか。
  • 口呼吸である。
  • 胸式呼吸を主体とする。
  • シーソー呼吸がみられる。
  • 軽度の鼻閉音が聞かれる。
  • 問17
    妊娠41週2日の1回経産婦。分娩時の胎児心拍数陣痛図でレベル5の異常波形が出現し、血管確保を行い、吸引分娩で出産した。児の体重は2,600g。Apgar〈アプガー〉スコアは1分後7点、5分後9点。分娩第3期までの出血量は400mL、分娩後2時間の出血量は50mL。産婦は初回歩行を行い、気分不快はなかった。児の状態は良好であった。
    このときの対応で適切なのはどれか。
  • 輸液を継続して行う。
  • 母児同室で経過をみる。
  • 児を保育器で観察する。
  • 分娩後8時間まで安静にするよう説明する。
  • 問18
    在胎28週0日、体重1,200gで緊急帝王切開により出生した男児。Apgar〈アプガー〉スコアは1分後3点で、気管内挿管後にNICUに入院し、呼吸窮迫症候群〈RDS〉と診断された。肺サーファクタント補充療法後、人工呼吸管理を開始し、いったん呼吸状態は安定した。2時間後に突然、児は徐脈になり、皮膚色が蒼白になった。
    急変の原因として最も考えられるのはどれか。
  • 無気肺
  • 緊張性気胸
  • 気管支肺異形成
  • 脳室周囲白質軟化症
  • 問19
    乳幼児期における事故を予防するための方法で最も適切なのはどれか。
  • 車に乗るときは親が抱く。
  • おもちゃはデザインで選ぶ。
  • 子どもを1人で家に残さない。
  • 風呂の残り湯は浴槽の底から10cm以下とする。
  • 問20
    4か月児健康診査に来所した母児。児の計測時、大腿部につねったようなあざがみられた。児の表情は乏しく笑顔が見られない。母親は人目を気にするようにして落ち着きがなく、計測が終わると助産師から児を取り上げるようにした。児の体重は出生時2,300g、生後1か月3,100gと母子健康手帳に記載があり、本日は4,000gであった。体温37.2℃、呼吸数34/分、脈拍110/分。定頸している。オムツかぶれはない。
    児のアセスメントで最も適切なのはどれか。
  • 発育は正常である。
  • 運動発達に異常がある。
  • 被虐待児の可能性がある。
  • バイタルサインは正常から逸脱している。
  • 問21
    18歳の女性。未婚。無職。パートナーはいるが、経済的支援を受けられない。両親の所在は不明。腹痛の訴えがあり救急車で病院に搬送された。診察の結果、妊娠37週相当と診断され、胎児心拍数モニタリングを行い、胎児のwell-beingは良好であった。子宮口は8cm開大している。女性は「妊娠していると思わなかった。自分では育てられない」と言う。
    この時点で連携をとる施設はどれか。
  • 乳児院
  • 助産施設
  • 母子生活支援施設
  • 市町村保健センター
  • 問22
    養育医療について正しいのはどれか。
  • 保護者が申請する。
  • 申請先は都道府県である。
  • 入院しない児も対象となる。
  • 児童福祉法に基づく制度である。
  • 問23
    Aさん(35歳、初産婦)。妊娠38週3日、3,600gの女児を正常分娩した。分娩時、会陰裂傷第3度と腟壁裂傷とがあり縫合術が施行された。Aさんから「私の分娩には健康保険が使えますか」と質問があった。
    助産師の説明で最も適切なのはどれか。
  • 「裂傷の大きさによって異なります」
  • 「帝王切開以外は使えません」
  • 「縫合の処置料は使えます」
  • 「分娩介助料は使えます」
  • 問24
    病院の助産師外来に通院している妊婦が助産所での分娩を希望した場合、助産所に転院可能なのはどれか。
  • 合併している糖尿病の血糖コントロールは良好である。
  • 先天性心疾患を有する児の分娩歴がある。
  • 不妊治療後、順調に経過している。
  • 身長145cmである。
  • 問25
    31歳の初妊婦。妊娠30週0日、双胎妊娠。小学校の教員。
    この妊婦へ支給される出産育児一時金で正しいのはどれか。
  • 42万円である。
  • 所得制限がある。
  • 2人分支給される。
  • 出産前から受け取ることができる。
  • 問26
    30歳の初産婦。妊娠38週3日、3,020gの女児を正常分娩した。産褥4日、経過は順調で退院指導のために児を新生児室に預けていた。児の状態は良好である。午後1時、地震が発生し避難することになった。
    危険を防止するために新生児を避難させる方法として最も適切なのはどれか。
  • 母親が抱く。
  • 助産師が抱く。
  • コットを使用する。
  • 最も近くにいる人が抱く。
  • 問27
    母体血を用いた非侵襲的出生前遺伝学的検査〈NIPT〉について正しいのはどれか。
  • 妊娠9週未満で行う。
  • 確定的な検査ではない。
  • 母体血中のホルモン値に基づいて判定される。
  • 陽性であれば直ちに人工妊娠中絶の対象となる。
  • Turner〈ターナー〉症候群の診断を目的としている。
  • 問28
    マイナートラブルとして胸やけを訴える妊婦への保健指導で適切なのはどれか。
  • 水分の摂取を制限する。
  • 頻回にうがいするように勧める。
  • 乳製品を多く摂取するように勧める。
  • コーヒーを過剰に摂取しないように注意する。
  • ビタミンAを過剰に摂取しないように注意する。
  • 問29
    在胎38週0日、1,850gで出生した女児。外表奇形として、小下顎、耳介低位、後頭部の突出、手指の重なり及び揺り椅子状の足底が認められた。
    最も考えられるのはどれか。
  • ネコ鳴き症候群
  • 13トリソミー
  • 18トリソミー
  • 21トリソミー
  • Turner〈ターナー〉症候群
  • 問30
    30歳の初産婦。産褥4日。子宮底の高さは臍下3横指、硬度は良好で、授乳後に血性悪露がみられる。Hb11.6g/dL。下肢に軽度の浮腫を認める。乳房は軽度緊満で、乳管口の開口数は左右6本ずつである。食事は摂れているが、分娩後に排便がなく腹部膨満感がある。
    ケアの優先度が高いのはどれか。
  • 子宮復古状態
  • 貧血の状態
  • 浮腫の状態
  • 乳房の状態
  • 排便の状態
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