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第99回 助産師国家試験 - 午後問題[1 - 30問]

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  • 問1
    妊娠週数と放射線被ばくによる児への影響との組合せで正しいのはどれか。
1.
妊娠3週
中枢神経障害
2.
妊娠5週
小児がん
3.
妊娠8週
奇形
4.
妊娠30週
精神発達遅滞
  • 問2
    経口避妊薬の作用について正しいのはどれか。
  • エストロゲンの分泌が増加する。
  • プロゲステロンの分泌が低下する。
  • 卵胞刺激ホルモン〈FSH〈の分泌が増加する。
  • 黄体形成ホルモン〈LH〉の大量放出が起こる。
  • 問3
    羊水について正しいのはどれか。
  • AFIが15以上で羊水過多を疑う。
  • 羊水量は妊娠37週ころに最大となる。
  • 妊娠初期の羊水は主に胎児の尿に由来する。
  • 妊娠末期に胎児が嚥下する羊水量は500~1,000mL/日である。
  • 問4
    骨盤と胎児とを図に示す。

    胎位胎向で正しいのはどれか。
  • 第1単殿位
  • 第2単殿位
  • 第1複殿位
  • 第2複殿位
  • 問5
    Aさん(52歳、専業主婦)。子宮がん検診のため来院した。「最近のぼせることが増え、動悸もするようになった。すぐにイライラし、頭が重い。外に出るのも人と話すのも面倒です。子どもは独立したばかりです。夫は仕事が忙しく、毎日帰宅が遅いです」と助産師に相談があった。
    このときのAさんへの対応で最も適切なのはどれか。
  • 地域でのボランティア活動の情報を提供する。
  • 家で安静にしているよう促す。
  • 更年期外来の受診を勧める。
  • 夫に相談するよう勧める。
  • 問6
    子宮頸部細胞診においてスライドグラスに細胞を塗布した後の処理で正しいのはどれか。
  • よく乾燥させる。
  • 生理食塩水を滴下する。
  • カバーグラスをかける。
  • 95%エタノールで固定する。
  • 問7
    Aさん(30歳、初産婦)。妊娠39週5日。前期破水にて入院し、2時間後、自然に陣痛が開始した。分娩開始後13時間が経過し、内診所見は、子宮口6cm開大、展退度80%、Station+1、小泉門が2時方向に触れる。陣痛間欠は7分に延長し、陣痛発作は20秒のままである。陣痛間欠時も緊張しており、昨晩から眠れていない。悪心が強く、飲水が困難なため点滴静脈内注射が開始された。胎児心拍数陣痛図は正常である。
    この時点でのAさんへの対応で最も適切なのはどれか。
  • 入浴を勧める。
  • 階段昇降を一緒に行う。
  • 陣痛間欠時に休息を促す。
  • 陣痛発作時に怒責を誘導する。
  • 問8
    Aさん(21歳、大学生)。在学中に妊娠し、パートナーも大学生である。Aさんはパートナーと別れ、生まれた子どもは実母と一緒に育てることを決めた。妊娠経過は順調で、妊娠37週0日の妊婦健康診査で産後の生活についてAさんから助産師に相談があった。
    このときのAさんの言動で児への虐待のリスクが最も高いと思われるのはどれか。
  • 「大学は卒業したい」
  • 「これからどうなるのか不安です」
  • 「本当は子どもなんか欲しくない」
  • 「この子に障害があったらどうしよう」
  • 問9
    Aさん(26歳、初産婦)。東南アジアの出身で2年前に結婚し、日本人の夫(40歳、会社員)と2人暮らしである。日本語は日常会話程度ならできるが読み書きはできず、英語は全く理解できない。妊娠中から市の保健センターの保健師がAさんに関わっていた。妊娠39週に正常分娩し、母子とも経過は良好で、産褥4日目に夫とともに助産師から退院指導を受けることになった。
    このときの助産師の説明で適切なのはどれか。
  • 「出生届は外務省に提出してください」
  • 「育児は日本の習慣に合わせてください」
  • 「1か月健康診査はご夫婦でお越しください」
  • 「1か月健康診査後に保健師へ出産の連絡をしてください」
  • 問10
    生理休暇について正しいのはどれか。
  • 非正規雇用の場合は取得できない。
  • 取得には医師の診断書が必要である。
  • 請求できる日数は月に3日までである。
  • 労働基準法に定められている権利である。
  • 問11
    無床の助産所について正しいのはどれか。
  • 自宅の住所を所在地として届け出る。
  • 管理者は助産師でなくてもよい。
  • 保健所長が開設を認可する。
  • 分娩は取り扱えない。
  • 問12
    妊娠・分娩における喫煙の影響でリスクが増加するのはどれか。
  • 母体の耐糖能異常
  • 妊娠高血圧症候群
  • 前置胎盤
  • 過期妊娠
  • 弛緩出血
  • 問13
    32歳の初産婦。妊娠29週0日に切迫早産と診断され、安静目的で入院した。深部静脈血栓症の既往がある。表在性静脈瘤はない。
    入院中の深部静脈血栓症の予防で適切なのはどれか。
  • 床上安静
  • 減塩食の摂取
  • 骨盤ベルトの装着
  • ワルファリンの内服
  • ヘパリンの皮下注射
  • 問14
    正常妊娠に伴う生殖器の変化で正しいのはどれか。
  • 外陰部の皮脂の分泌は増加する。
  • 腟粘膜は淡紅色に変化する。
  • 妊娠末期の子宮腔内の容積は非妊時の100倍になる。
  • 卵管の長さは短縮する。
  • 卵巣の直径は非妊時の3倍になる。
  • 問15
    新生児期にみられる皮膚の所見について正しいのはどれか。
  • 苺状血管腫は自然に消退しない。
  • サーモンパッチは自然に消退する。
  • 脂漏性湿疹は石けんの刺激で悪化する。
  • カフェオレ斑は結節性硬化症に併発する。
  • 中毒性紅斑は正期産児よりも早産児に多い。
  • 問16
    子宮内反症の特徴について正しいのはどれか。
  • 分娩第3期に起こる。
  • 低置胎盤がリスク因子である。
  • 妊娠高血圧症候群に合併する。
  • 帝王切開術を受けた産婦に多い。
  • 発生頻度は全産婦の0.1%程度である。
  • 問17
    在胎37週3日。助産所にて正常分娩で出生した2,330gの児。Apgar〈アプガー〉スコアは1分後、5分後ともに9点(皮膚色-1点)で、呼吸数75/分、心拍数160/分であった。出生後時間が経過し、直腸温37.4℃、呼吸数80/分、心拍数150/分。心雑音を認め、末梢性チアノーゼは持続している。
    この時点で緊急搬送が必要と判断される情報で最も重要なのはどれか。
  • 出生時体重2,330g
  • 末梢性チアノーゼ
  • 直腸温37.4℃
  • 呼吸数80/分
  • 心雑音
  • 問18
    早期母子接触について適切なのはどれか。
  • 15分間を上限とする。
  • 児に着衣をして保温する。
  • 母子接触中は児を観察する。
  • 低出生体重児の場合は実施できない。
  • 分娩後2時間が経過してから実施する。
  • 問19
    39歳の2回経産婦。妊娠40週1日に適時破水し、3,980gの男児を経腟分娩した。分娩所要時間は2時間10分であった。胎盤娩出直後の子宮底は臍下2横指で収縮良好、分娩第3期までの出血量は250mLであり、腟鏡診では異常所見はなく外子宮口からの異常出血は認めなかった。会陰縫合術が行われた。分娩後1時間の観察で、500mLの腟外への出血を認めた。子宮底は臍上2横指に軟らかく触れ、子宮底の輪状マッサージにて凝血塊を含む100mLの出血がみられた。創部痛の訴えはない。体温37.0℃、脈拍80/分、血圧110/70mmHg。
    現時点で必要となる処置はどれか。
  • 頸管裂傷の縫合
  • 外陰部血腫除去
  • 新鮮凍結血漿の輸血
  • 抗菌薬の点滴静脈内注射
  • 子宮収縮薬の点滴静脈内注射
  • 問20
    Aさん(28歳、初産婦)。産褥2日。児の出生時体重は3,000g。経過は順調で母児同室をしている。Aさんから「赤ちゃんにおっぱいを吸わせてもすぐに外れてしまう。乳頭が痛くなってきた」と相談があった。授乳時、赤ちゃんを膝の上にのせて、Aさんは前かがみの姿勢になっている。右の乳頭に亀裂がみられた。このときの授乳の様子を図に示す。

    Aさんへの授乳指導で適切なのはどれか。
  • 右乳房の授乳時間を長くする。
  • 児の顎を十分に引いた姿勢を保つ。
  • 亀裂部を清浄綿で拭いてから授乳を始める。
  • 児が激しく泣いているときに乳頭を含ませる。
  • 児の腹部と母親の腹部とが向かい合うように抱く。
  • 問21
    化膿性乳腺炎の原因菌として最も多いのはどれか。
  • 大腸菌
  • 腸球菌
  • 肺炎球菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • B群溶血性レンサ球菌〈GBS〉
  • 問22
    27歳の初産婦。妊娠41週2日、出生体重2,900gの女児を出産した。
    児の感染予防についての説明で正しいのはどれか。
  • 「おへそが取れた後は消毒の必要はありません」
  • 「出生直後の沐浴は赤ちゃんの感染予防に有効です」
  • 「人工栄養によって赤ちゃんの腸内は乳酸菌優位となります」
  • 「胎盤を通じたお母さんからの免疫力は1歳まで持続します」
  • 「お母さんとのスキンシップは赤ちゃんの感染予防に有効です」
  • 問23
    抗SS-A抗体陽性の全身性エリテマトーデス〈SLE〉合併妊娠において留意すべき胎児の異常はどれか。
  • 巨大児
  • 食道閉鎖
  • 二分脊椎
  • 臍帯ヘルニア
  • 先天性房室ブロック
  • 問24
    正常な10か月児でみられる反射はどれか。
  • 側弯反射
  • 手掌把握反射
  • 交叉性伸展反射
  • パラシュート反射
  • 非対称性緊張性頸反射
  • 問25
    在胎30週0日、体重900gで出生した児の退院後の外来における発育発達の評価で正しいのはどれか。
  • 入院中の頭部MRIに異常がなければ運動発達に問題は発生しない。
  • 栄養状態の評価は頭囲の発育で確認する。
  • 退院後は集団での健康診査を避ける。
  • 低身長症のハイリスク児である。
  • 暦月齢による評価を行う。
  • 問26
    34歳の経産婦。院内助産所での分娩を予定している。妊娠34週3日、妊婦健康診査のため助産師外来を受診した。「おなかの張りや出血はない」と言う。胎児心拍数140bpm。レオポルド触診にて子宮底に胎児部分の中で一番大きく丸く硬いものを触れ、浮球感があり、胎児先進部は未固定である。
    助産師の対応で適切なのはどれか。
  • 2週後の受診を指導する。
  • 医師に管理を依頼する。
  • 胎児外回転術を行う。
  • 膝胸位を指導する。
  • 内診を行う。
  • 問27
    周産期医療におけるセミオープンシステムの目的はどれか。
  • 周産期母子医療センターでの妊婦健康診査の増加
  • リスクに応じた医療の提供
  • 診療所での分娩数の増加
  • ハイリスク妊婦の減少
  • 医療費の削減
  • 問28
    助産師が行うことができるのはどれか。2つ選べ。
  • 妊娠の診断
  • 乳腺炎の診断
  • 経口避妊薬の処方
  • 死体検案書の作成
  • 出生直後の新生児の蘇生
  • 問29
    妊娠6週の初妊婦。血液検査でRhDが陰性、抗D抗体が陰性と確認された。抗Dヒト免疫グロブリンを投与する時期について正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 妊娠9週前後
  • 妊娠12週前後
  • 妊娠28週前後
  • 分娩後72時間以内
  • 産褥1か月健康診査の受診時
  • 問30
    羊水塞栓症の症状はどれか。2つ選べ。
  • 血圧低下
  • 視覚障害
  • 上下肢の麻痺
  • 大量の子宮出血
  • 38℃以上の発熱
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