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第101回 保健師国家試験 - 午前問題[1 - 30問]

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  • 問1
    Aさんは、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準ランクⅠで、要支援2である。Aさんは「来月から老人ホームに入ることが決まったと家族に言われた。私は自宅にいたい」と地域包括支援センターの保健師に相談した。
    保健師の対応として最も適切なのはどれか。
  • 老人ホームの入所を勧める。
  • 介護支援専門員に対応を依頼する。
  • Aさんと家族が話し合う機会を設ける。
  • 施設入所について地域包括支援センターの職員間で検討する。
  • 問2
    A市では健康診査の結果、血圧が高い人が増加傾向にあることが分かった。保健師は分析した結果を踏まえて、地域での高血圧予防に取り組むことにした。この取り組みにおいて最も効果的なのはどれか。
  • 医療機関への情報提供
  • 結果説明のための個別訪問
  • 健康診査の検査項目の見直し
  • 地域住民を対象とした学習会の開催
  • 問3
    環境汚染物質とそれに起因する疾病の組合せで正しいのはどれか。
1.
石綿
じん肺
2.
カドミウム
気管支喘息
3.
ダイオキシン
中皮腫
4.
有機水銀
水俣病
  • 問4
    Aさん(26歳、初産婦)。妊娠40週1日に3,100gの女児を出産した。出生通知票が届き、保健師がAさんへ電話連絡したところ、初めての育児に対する不安があるという。
    このときのAさんへの対応で優先度が高いのはどれか。
  • 妊娠の経過を把握する。
  • 医療機関への連絡を行う。
  • 育児学級への参加を勧める。
  • 育児で困っていることを具体的に聞く。
  • 問5
    2歳男児の母親。1歳6か月児健康診査後から継続して、市町村保健センターの発達相談会に来ている。母親は、児とおもちゃの車で遊びながら「ブーブ速いね。かっこいいね」と言葉をかけている。児も楽しそうに「ブーブ、ブーブ、いいね」と言いながら遊んでいる。母親から「子どもの言葉が少ないのは私の対応が悪いのでしょうか」と相談があった。
    母親への声かけで最も適切なのはどれか。
  • 「上手に言葉かけができていますよ」
  • 「毎日外でたくさん遊ばせましょう」
  • 「毎日絵本を読んであげてくださいね」
  • 「時間がたてば話せるようになりますよ」
  • 問6
    健康診査と根拠となる法律の組合せで正しいのはどれか。
1.
妊産婦健康診査
母体保護法
2.
3歳児健康診査
母子保健法
3.
就学時健康診断
児童福祉法
4.
特定健康診査
健康増進法
  • 問7
    特定健康診査後の結果説明会について適切なのはどれか。
  • 医療機関に通院している者は対象としない。
  • 参加者の個人の特定健康診査結果を公表する。
  • 検査結果と身体の機能との関係について説明する。
  • 異常値があっても自覚症状がなければ心配ないと説明する。
  • 問8
    地域診断に用いる手法とその説明の組合せで正しいのはどれか。
1.
エスノグラフィ
学習理論を基盤とする。
2.
プリシード・プロシードモデル
社会診断から開始する。
3.
プロジェクト・サイクルマネジメント
参与観察から開始する。
4.
コミュニティ・アズ・パートナーモデル
疫学診断から開始する。
  • 問9
    地域ケアシステムの構築における最終目的で最も適切なのはどれか。
  • 連携会議が活性化する。
  • 行政サービスが効率化する。
  • 地域の健康水準が向上する。
  • 保健医療に従事する者の資質が向上する。
  • 問10
    母子保健施策のうち最も新しいのはどれか。
  • 母子健康手帳の交付
  • マタニティマークの配布
  • 妊婦健康診査の公費負担
  • 新生児マススクリーニング検査におけるタンデムマス法の導入
  • 問11
    精神保健対策の変遷で最も新しいのはどれか。
  • 市町村の役割が明示された。
  • 医療保護入院のための移送が規定された。
  • 精神障害者保健福祉手帳制度が創設された。
  • 保健所が精神保健行政を担うこととされた。
  • 問12
    難病対策で正しいのはどれか。
  • スモンの研究体制の整備から始まった。
  • 難病対策要綱は昭和36年に定められた。
  • 一律の自己負担限度額が設定されている。
  • 各都道府県に難病情報センターが設置されている。
  • 問13
    人口2万人の市。市では健康増進計画の評価のため、定期的に市民の生活実態調査を行っている。今年度の調査で、中学生では睡眠時間が5時間以下である層が最も多いことが明らかになった。また、市内の養護教諭との連絡会で授業中に居眠りをする生徒が増えたと報告を受けた。
    睡眠不足を改善するために協力を得る対象で優先度が高いのはどれか。
  • 保健所
  • 自治会
  • 教育委員会
  • 地区公民館の協議会
  • 問14
    Aさん(58歳、男性)。56歳の妻と2人暮らし。脊髄小脳変性症の症状が進行し、2週前から地域の専門医療機関に入院しているが、Aさんは在宅療養を強く希望している。妻は難病の医療費助成の申請のために保健所に来所し「これから症状がさらに進行することを考えると、通院も難しくなると思います。自宅で面倒をみることができるか心配です」と在宅療養への不安を訴えた。
    保健師の対応として最も適切なのはどれか。
  • 難病の医療費助成と介護保険とは併用できないと伝える。
  • 通院ができない場合の在宅療養は困難であることを伝える。
  • 在宅療養の決定の際は、Aさんの意思より家族の意思を尊重する。
  • 病状の進行に合わせた保健医療福祉サービスが利用できることを説明する。
  • 問15
    養護教諭が主体となって行う職務はどれか。
  • 学校給食の衛生管理
  • 学校生活管理指導表の記入
  • 感染症に罹患した者の出席停止
  • 健康上の問題がある児童の保護者への助言
  • 問16
    衛生管理者について正しいのはどれか。
  • 労働基準法に規定されている。
  • 都道府県知事が認定する資格である。
  • 総括安全衛生管理者は事業場の経営者が兼ねる。
  • 常時50人以上の労働者を使用する事業場において選任する。
  • 問17
    地域における健康危機の事例で、厚生労働省による健康危機管理指針の策定のきっかけとなったのはどれか。
  • 東海村臨界事故
  • 阪神・淡路大震災
  • 新潟県中越沖地震
  • 新型インフルエンザ(A/H1N1)の発生
  • 問18
    医療機関から男性(56歳)のレジオネラ症による肺炎が確認されたと保健所に連絡があった。男性は妻と息子の3人暮らしであり、自宅の風呂のほか、公衆浴場を週に1回利用している。
    初動対応として最初に情報収集する者で正しいのはどれか。
  • 近隣住民
  • 環境衛生監視員
  • 同居している家族
  • 浴場組合の組合員
  • 問19
    大規模な地震が発生した1週後。被害が大きかったA市の被災者は、一時避難先として被害が少なかった近隣のB市の市営住宅に入居した。
    現時点のA市の被災者への支援で最も適切なのはどれか。
  • 巡回訪問し健康相談を行う。
  • 心のケアは高齢者を優先する。
  • 被災地域の再建に向けた方針の検討を行う。
  • 独居の高齢者にはB市の施設への入所を勧める。
  • 問20
    人口4万人の市。市の保健センターでは、子育てに関する相談が5年間で10倍に増加した。子育て支援のニーズを把握するための調査として、乳幼児健康診査の受診者を対象に無記名式の調査を実施した。
    この活動における公衆衛生看護管理で正しいのはどれか。
  • 健康危機管理
  • 情報管理
  • 予算管理
  • 人材管理
  • 問21
    管理的立場にあるA保健師に、係内の中堅保健師から新人保健師の指導がうまくいかないと相談があった。
    中堅保健師の育成も考慮した上で、A保健師が行う対応で最も適切なのはどれか。
  • 新人保健師の指導は自分が直接行う。
  • 新人保健師の指導者を別の保健師に代える。
  • 新人保健師の指導を中堅保健師とともに行う。
  • 新人保健師と中堅保健師を違う部署に配置する。
  • 問22
    疾患と危険因子の組合せで正しいのはどれか。
1.
喉頭癌
喫煙
2.
甲状腺癌
紫外線
3.
肝癌
A型肝炎
4.
大腸癌
ピロリ菌
  • 問23
    疫学研究を行う上で最も重要なのはどれか。
  • 研究の科学的価値
  • 参加者の人権の尊重
  • 地域の生活水準の向上
  • 参加者への利益の還元
  • 問24
    統計分析について正しいのはどれか。
  • 割合に関する検定にはt検定を用いる。
  • 点推計値での偶然性の判定はできない。
  • 多変量解析は情報バイアスを補正する。
  • 帰無仮説を採択して統計学的有意性を確定する。
  • 問25
    発達障害者支援法について正しいのはどれか。
  • 学習障害は対象に含まれる。
  • 発達障害者に療育手帳を交付する。
  • 支援の対象は18歳未満の障害者と定めている。
  • 市町村長は発達障害者支援センターを設置しなければならない。
  • 問26
    市町村の介護保険事業計画について最も適切なのはどれか。
  • 単年度の計画である。
  • 計画案を公開し意見を募る。
  • 計画策定を介護保険事業所に委託する。
  • 学識経験者で構成される委員会で策定する。
  • 問27
    ヘルスプロモーションの理念におけるエンパワメントに該当するのはどれか。
  • 環境整備
  • 住民の自主的な行動
  • 多分野間の協調と統合
  • 個人衛生に関する教育
  • ヘルスサービスの方向転換
  • 問28
    新興住宅地を担当している保健師は、地域の介護者が孤立して介護をしている状況を把握し、介護者の仲間づくりを目的として介護者の交流会を事業化した。
    保健師が行った活動の中でPDCAサイクルの「C」に該当するのはどれか。
  • 交流会の評価方法を決めた。
  • 交流会で話し合いのファシリテーターを担当した。
  • 地区での交流会の必要性を担当者間で話し合った。
  • アンケートにより交流会の参加者の満足度を集計した。
  • 参加者の要望をもとに介護者の健康管理についてのプログラムを導入した。
  • 問29
    保健所にエイズに関する電話相談があった。
    最初に確認することはどれか。
  • 氏名
  • 年齢
  • 相談目的
  • エイズに関する知識
  • これまでに受けた検査
  • 問30
    保健師が行う地区活動の考え方で最も適切なのはどれか。
  • 評価項目の決定は行政主導で行う。
  • 住民から相談があった順に取り組む。
  • 地域に根差した活動の継続を目標とする。
  • 住民の主観的評価の結果を主に用いて計画する。
  • 地区活動の目標量は前年度の目標量と一致させる。
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