平成26年看護師国家試験出題基準 - 老年看護学

目標1.高齢者、家族の生活及び健康について基本的な理解を問う。
大項目中項目小項目
1. 老年期の理解A. ライフサイクルa. 老年期の定義・意義
b. 加齢と老化
B. 生活の変化a. 生活の場
b. 生活のリズムと生活習慣
c. 役割と社会活動・余暇活動
d. 家族構成(周期)
e. 住宅環境
f. 就労・雇用
g. 収入・生計
C. 老年期の発達と成熟a. 老年期における発達と成熟の意味
b. 老年期の発達課題
c. 人格と尊厳
d. 喪失体験と適応
e. スピリチュアリティ
D. 高齢者の多様性a. 時代背景に関連する人生と経験の多様性
b. 生活史
c. 価値観
d. 生活習慣・生活様式
2. 高齢者の健康A. 加齢に伴う変化a. 身体的機能
b. 精神的機能
c. 社会的機能
B. 身体・精神・生活の連動a. 老年期の健康のとらえ方
b. 高齢者の健康の特徴
c. 生きがいと生活の満足感
3. 高齢者と家族A. 高齢者と家族の機能a. 高齢者と家族のライフサイクル
b. 要介護高齢者と家族介護
B. 介護家族の課題a. 高齢者の単独世帯の介護
b. 高齢者の夫婦のみの世帯の介護
c. 高齢者と未婚子のみの世帯の介護
目標2.健康レベルや療養形態に応じた高齢者と家族に対する看護について基本的な理解を問う。
大項目中項目小項目
4. 老年看護の特徴A. 高齢者の人生の質の保証a. ノーマライゼーション
b. 自立支援とエンパワメント
B. 老年看護の基本a. 安全・安楽な生活への看護
b. 健康の保持増進と廃用症候群の予防
c. 疾病の治癒・回復の特徴をふまえた看護
d. 個別の日常生活能力、目標に合わせた看護
e. 人生の統合をはかる看護
f. 家族との協働
g. 安全管理<セーフティマネジメント>
h. チームアプローチ(他職種との連携)
i. 在宅・施設につなげる看護(地域連携部門)
C. 老年看護の倫理a. 高齢者差別
b. 高齢者虐待
c. 安全確保と身体拘束
d. 高齢者の権利擁護<アドボカシー>
5. 高齢者の生活を支える看護A. 高齢者の生活アセスメントa. 総合機能評価<CGA>
b. 基本的日常生活動作<BADL>と手段的日常生活動作<IADL>
c. 心理・情緒機能
d. 生活環境
B. コミュニケーションa. コミュニケーション能力のアセスメント
b. コミュニケーションを阻害する影響要因のアセスメント
c. 高齢者とのコミュニケーションの方法
C. 歩行・移動a. 歩行・移動動作のアセスメント
b. 歩行・移動動作の援助
c. 高齢者の転倒の影響
d. 転倒発生の要因
e. 転倒予防
D. 食生活a. 食生活のアセスメント
b. 嚥下能力、嗜好性、環境をふまえた食生活の援助
E. 排泄a. 排泄のアセスメント
b. 排泄能力の変化に応じたケア用具を用いた援助
F. 清潔・衣生活a. 清潔行為のアセスメント
b. 更衣動作のアセスメント
c. 入浴行動に伴う危険性、負担をふまえた清潔・衣生活の援助
G. 活動と休息a. 活動と休息のアセスメント
b. 生活リズムの調整
H. 性<セクシュアリティ>a. セクシュアリティのアセスメント
b. 健康なセクシュアリティへの援助
I. 社会参加a. 社会参加のアセスメント
b. 生きがいがもてる身近な場所への参加の援助
6. 高齢者に特有な症候・疾患・障害と看護A. 廃用症候群a. 加齢による廃用症候群の病態と要因
b. 廃用症候群予防のためのアセスメント
c. 廃用症候群予防のための援助
B. 脱水症a. 加齢による脱水症の病態と要因
b. 脱水症のアセスメント
c. 脱水症の予防と援助
C. 摂食・嚥下障害a. 加齢による摂食・嚥下障害の病態と要因
b. 摂食・嚥下障害のアセスメント
c. 摂食・嚥下障害を有する高齢者の看護
d. 誤嚥性肺炎の予防と援助
D. 低栄養a. 加齢による低栄養状態の病態と要因
b. 低栄養状態のアセスメント
c. 他職種との協働による栄養管理
E. 掻痒症a. 加齢による掻痒症の病態と要因
b. 掻痒症の症状と生活への影響のアセスメント
c. 掻痒症の予防と援助
F. 尿失禁a. 加齢による尿失禁の病態と要因
b. 尿失禁のアセスメント
c. 尿失禁を有する高齢者への援助
G. 便秘・下痢a. 加齢による便秘・下痢の病態と要因
b. 便秘・下痢のアセスメント
c. 便秘・下痢の予防と援助
H. 睡眠障害a. 加齢による睡眠の特徴と睡眠障害の病態と要因
b. 睡眠障害のアセスメント
c. 睡眠障害を有する高齢者への援助
I. 視覚障害a. 加齢による視覚障害の病態と要因
b. 視覚障害の程度と生活への影響のアセスメント
c. 視覚障害を有する高齢者の援助
J. 聴覚障害a. 加齢による聴覚障害の病態と要因
b. 聴覚障害の程度と生活への影響のアセスメント
c. 聴覚障害を有する高齢者の援助
K. 骨粗鬆症a. 加齢による骨粗鬆症の病態と要因
b. 骨粗鬆症の症状と生活への影響のアセスメント
c. 骨粗鬆症予防のための援助
d. 骨粗鬆症の治療と援助
L. 骨折a. 加齢による骨折の特徴と要因
b. 骨折の症状と生活への影響のアセスメント
c. 骨折の治療と援助
M. うつ病a. 加齢によるうつ病の特徴と要因
b. うつ病の症状と生活への影響のアセスメント
c. うつ病の治療と援助
N. せん妄a. 加齢によるせん妄の病態と要因
b. せん妄のアセスメント
c. せん妄予防のための援助
d. せん妄発生時の治療と援助
O. 認知症a. 加齢による認知症の病態と要因
b. 認知機能の評価方法
c. 認知症の高齢者に対するコミュニケーション方法
d. 行動・心理症状と生活への影響
e. 認知症高齢者の権利擁護のための社会的支援・制度
f. 認知症の予防
g. 認知症の治療と援助
h. 認知症の療法的アプローチ
i. 認知症高齢者の家族への支援とサポートシステム
P. Parkinson<パーキンソン>症候群(パーキンソニズム)a. 加齢によるパーキンソン症候群の病態と要因
b. パーキンソン症候群の症状と生活への影響のアセスメント
c. パーキンソン症候群の治療と援助
Q. 感染症a. 加齢による感染症の病態と要因
b. 感染症の罹患予防と感染拡大の防止
7. 治療を受ける高齢者への看護A. 薬物療法を受ける高齢者の看護a. 加齢に伴う薬物動態の変化
b. 服薬管理とリスクマネジメント
B. リハビリテーションを受ける高齢者の看護a. 高齢者に対するリハビリテーションの意義と特徴
b. 生活機能向上につなぐ看護
C. 受療形態に応じた高齢者への看護a. 入院時の看護
b. 外来診療時の看護
c. 検査時の看護
d. 手術療法時の看護
e. 地域連携における退院時の看護
8. 高齢者の終末期の看護A. 高齢者の死にかかわる権利の擁護a. 終末期の捉え方
b. 終末期における生き方や死の迎え方の意向(アドバンスディレクティブ<事前指示>、リビングウィル)
c. 家族の参加と家族への支援
d. 多専門職種からなる医療・ケアチームによる終末期支援の意義と役割
B. 終末期看護の実践a. 身体徴候のアセスメントと看護
b. 苦痛の緩和と安楽への看護
c. 精神的苦痛や混乱に対する看護
d. 臨死期の評価と看護
e. 家族への援助
9. 高齢者を介護する家族への看護A. 介護する家族の生活と健康a. 要介護高齢者と家族の役割
b. 介護者の健康と介護力
c. 家族生活への影響
B. 介護する家族への看護a. 家族介護状況の把握と分析
b. 援助対象としての家族の視点と看護
c. 介護力の評価
d. 介護への適応のための看護
目標3.保健医療福祉制度における看護の役割について基本的な理解を問う。
大項目中項目小項目
10. 介護保険・医療保険と老年看護A. 高齢者の施設サービスにおける看護a. 介護療養型医療施設の特徴と看護
b. 介護老人保健施設の特徴と看護
c. 介護老人福祉施設の特徴と看護
B. 高齢者の居宅サービスにおける看護a. 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)の特徴と看護
b. 小規模多機能型居宅介護の特徴と看護

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