平成30年保健師国家試験出題基準 - 疫学

目標1.公衆衛生看護の基盤となる疫学の概念と方法について基本的な理解を問う。
大項目中項目小項目
1. 疫学の概念A. 疫学の定義と分類a. 疫学の定義
b. 記述疫学と分析疫学
c. 人、場所、時間
B. 曝露と疾病発生a. 危険因子
b. 診断基準
C. 因果関係a. 時間的関係
b. 強固な関連、一致した関連、量反応関連
D. 疫学研究における倫理a. 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針
2. 疾病頻度の指標A. 割合a. 有病率
b. 累積罹患率
c. 致命率<致死率>
d. 相対頻度
B. 率a. 罹患率
b. 死亡率
3. 曝露効果の指標A. 相対危険a. 罹患率比、死亡率比
b. 累積罹患率比<リスク比>
c. オッズ比
B. 寄与危険a. 寄与危険割合
b. 人口<集団>寄与危険
c. 人口<集団>寄与危険割合
4. 疫学調査法A. 対象集団の選定a. 母集団と対象集団
b. 標本抽出
c. 無作為抽出
B. 調査方法(研究デザイン)a. 生態学的研究
b. 横断研究
c. コホート研究
d. 症例対照研究
e. 介入研究
C. 誤差a. 偶然誤差と精度
b. 系統誤差と妥当性
D. 偏り<バイアス>a. 選択の偏り<バイアス>
b. 情報の偏り<バイアス>
E. 交絡とその制御方法a. 交絡因子
b. 無作為化(割付)
c. 制限
d. マッチング
e. 層化
F. 年齢調整a. 直接法
b. 間接法
5. スクリーニングA. スクリーニングの目的a. 疾病の早期発見(二次予防)
b. 集団の特性の把握
B. スクリーニングの要件a. 健康に及ぼす影響
b. 有病率
c. 疾病の検査・診断・治療法の確立
d. 目的の明確化、有効性の科学的根拠、信頼性の確保
e. 十分な情報提供と選択、公平なアクセスの推進
f. 有害事象を上回る有益性
C. スクリーニングの評価a. 敏感度と特異度
b. 陽性反応的中度
6. 疾病登録A. 疾病登録の意義a. がん登録
b. 脳卒中登録
c. 疾病対策の基礎となるデータ(罹患率・生存率)の分析
d. 疾病対策や医療計画への活用
e. 評価に基づく効果的な検診の実施
7. 生活習慣の疫学A. 栄養・食生活a. 生活習慣に起因する健康課題の頻度と分布
b. 危険因子
B. 活動・運動a. 生活習慣に起因する健康課題の頻度と分布
b. 危険因子
C. 休息・睡眠a. 生活習慣に起因する健康課題の頻度と分布
b. 危険因子
D. 飲酒a. 生活習慣に起因する健康課題の頻度と分布
b. 危険因子
E. 喫煙a. 生活習慣に起因する健康課題の頻度と分布
b. 危険因子
F. 歯・口腔a. 生活習慣に起因する健康課題の頻度と分布
b. 危険因子
8. 主な疾患の疫学A. 母性関連疾患a. 頻度と分布
b. 危険因子
c. 年次推移
B. 小児疾患a. 頻度と分布
b. 危険因子
c. 年次推移
C. がんa. 頻度と分布
b. 危険因子
c. 年次推移
D. 心血管疾患(高血圧を含む)a. 頻度と分布
b. 危険因子
c. 年次推移
E. 脳血管疾患a. 頻度と分布
b. 危険因子
c. 年次推移
F. 糖尿病a. 頻度と分布
b. 危険因子
c. 年次推移
G. 難病a. 頻度と分布
b. 危険因子
c. 年次推移
H. 精神疾患a. 頻度と分布
b. 危険因子
c. 年次推移
I. 感染症a. 頻度と分布
b. 危険因子
c. 年次推移
J. 事故a. 頻度と分布
b. 危険因子
c. 年次推移
K. 環境要因による疾患a. 頻度と分布
b. 危険因子
c. 年次推移
9. エビデンスに基づく公衆衛生看護に関連する疫学A. 社会疫学a. 健康の社会的決定要因
b. 健康格差
B. 政策疫学a. 政策の方針決定への疫学の関わり
b. 危険因子に対する予防対策
C. 臨床疫学a. 治療効果の評価
b. システマティックレビュー、メタアナリシス

保健師国家試験出題基準