平成15年助産師出題基準 助産診断・技術学Ⅰ
目標1.女性の一生を通しての性と生殖にかかわる健康問題について、相談・教育・援助技術の基礎的な能力を問う。
大項目 | 中項目 | 小項目 |
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1. 相談・教育・援助活動の基本 | A. 援助の基本 | a. セルフケア |
b. エンパワメント |
c. コミュニケーション |
d. 仲間づくり |
e. カウンセリング |
2. 保健指導の技術:個人 | A. 個人指導の基本 | a. 個人指導の特徴<場と特性> |
b. 個人指導の段階 |
c. 教育的なかかわり |
d. 相談的なかかわり |
e. 教材・媒体の活用 |
B. 個人指導の技法 | a. 家庭訪問の展開 |
b. 電話相談の展開 |
3. 保健指導の技術:集団 | A. 集団指導の基本 | a. 集団指導の特徴<場と特性> |
b. 集団指導の段階 |
c. 教育的なかかわり |
d. 相談的なかかわり |
e. 助言的なかかわり |
f. 教材・媒体の活用 |
B. 集団指導の技法 | a. 集団指導の展開 |
b. 応用される討議法 |
C. 学級活動の実際 | a. 母親学級 |
b. 両親学級 |
c. 育児学級 |
d. 婚前学級 |
e. 性教育 |
4. 健康教育の技術 | A. 健康教育の基本 | a. 健康教育のプロセス |
b. 教育計画の基本 |
c. 健康教育の展開 |
B. 健康教育の技法 | |
5. 女性のライフサイクルにおける性と生殖に関する健康問題と援助 | A. 思春期女性への援助 | a. アイデンティティ(セックス、ジェンダー)の形成 |
b. 性と生殖に関する健康教育 |
c. 性行動に関する意思決定 |
d. 性暴力被害の予防と支援 |
B. 成熟期女性への援助 | a. 性と生殖に関する健康教育 |
b. 性、不妊へのカウンセリング |
c. 人工妊娠中絶へのカウンセリング |
d. 就労女性の労働衛生 |
e. 性暴力被害の予防と支援 |
C. 更年期女性への援助 | a. 健康増進への生活指導 |
b. 自己コントロール能力の強化 |
c. 不定愁訴への相談指導 |
d. 閉経に関係する指導(避妊法を含む) |
e. 閉経後の性生活の指導 |
D. 老年期女性への援助 | a. 身体的変化に伴う生活指導 |
b. 性生活の指導 |
6. 家族計画 | A. 家族計画に関する基礎的知識 | a. 家族計画の意義 |
b. 家族計画の必要性 |
c. 家族計画の動向 |
d. 受胎調整の推移 |
e. 家族計画指導の問題点 |
B. 家族計画指導の実施に必要な法的知識 | a. 母子保健法 |
b. 母体保護法 |
c. 薬事法 |
C. 各種受胎調節法 | a. 基礎体温法 |
b. コンドーム |
c. ペッサリー |
d. 膣錠 |
e. ゼリー |
f. 経口避妊薬 |
g. IUD |
D. 避妊法の指導に必要な基礎知識 | a. 生活状況のアセスメント |
b. 定期健診 |
c. パートナーを含む指導 |
d. プライバシーの確保 |