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令和5年助産師出題基準 助産診断・技術学Ⅰ

目標1.女性や家族の健康課題の解決、健康の保持・増進に必要となる相談・教育について基本的な理解を問う。
大項目中項目
(出題範囲)
小項目
(キーワード)
1. 相談・教育活動の基本A. 相談・教育の基礎
  • 対象理解
  • 成人教育における留意点
  • 問題解決プロセス
  • 女性を中心としたケア<Woman-centered care>
  • セルフケア
  • エンパワメント
  • 意思決定支援
  • ヘルスビリーフモデル、プリシード・プロシードモデル
B. 相談・教育活動の過程
  • 計画立案
  • 実施評価
  • 教材・媒体の工夫
C. 相談・教育活動の技術
  • コミュニケーション
  • カウンセリング
D. 相談・教育の方法
  • 個別相談
  • 集団教育
  • 家庭訪問
  • 電話相談
  • 仲間づくり
  • ピアサポート
  • 討議法、グループワーク
  • 双方向教育
  • 多職種との連携
  • 情報通信技術<ICT>を用いた相談・教育方法
目標2.女性のライフサイクル各期における相談・教育活動の実際について基本的な理解を問う。
大項目中項目
(出題範囲)
小項目
(キーワード)
2. 女性のライフサイクル各期における相談・教育活動の実際A. 思春期女性への相談・教育
  • 月経に関する教育・相談(月経異常、月経随伴症状)
  • 性教育(いのちの教育、生命誕生)
B. 成人期女性への相談・教育
  • ライフプランを考慮した健康
  • 家族計画、性生活
  • 子宮頸がん検診、乳がん検診
  • 性感染症<STI>
  • 不妊症、不育症
  • 人工妊娠中絶
  • 高年初産婦
C. 周産期にある女性や家族への相談・教育
  • 出産準備教育(母親学級、両親学級)
  • 祖父母向け教育(孫育て教室)
  • 周産期・育児期にある女性や家族への相談・教育
  • 家庭訪問(妊婦訪問、新生児訪問)
  • 産後の生活、家族計画
  • 産後ケア(訪問、デイケア、宿泊ケア)
D. 更年期・老年期女性への相談・教育
  • 更年期障害、更年期症状
  • 骨粗鬆症
  • 骨盤臓器脱、尿失禁