平成22年看護師出題基準 小児看護学
目標1.子どもの成長・発達と健康増進のための子どもと家族への看護実践についての理解を問う。
大項目 | 中項目 | 小項目 |
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1. 子どもと家族の看護の概念 | A. 小児医療、小児看護の変遷 | a. 小児医療の変遷 |
b. 小児看護の変遷 | ||
B. 子どもの人権と看護 | a. 子どもの権利と歴史的流れ | |
b. 小児看護と倫理的配慮 | ||
c. 児童憲章 | ||
d. 児童福祉法、母子保健法、児童虐待の防止等に関する法律 | ||
e. 児童の権利に関する条約 | ||
f. 健やか親子21 | ||
g. 権利擁護<アドボカシー> | ||
h. インフォームドアセント | ||
i. 子どもと家族をとりまく社会の変化 | ||
j. 虐待防止 | ||
2. 子どもの成長と発達 | A. 成長・発達の原則 | a. 一般的原則 |
b. 成長・発達に影響する因子 | ||
B. 形態的・機能的発達 | a. 形態的成長発達 | |
b. 機能的発達 | ||
C. 心理社会的発達 | a. 認知 | |
b. 情緒 | ||
c. 社会性 | ||
d. コミュニケーション | ||
e. 遊び | ||
f. 発達課題 | ||
D. 発育・発達の評価 | a. フィジカルアセスメント | |
b. 身体発育の評価 | ||
c. 精神・運動機能の評価 | ||
d. 養育環境のアセスメント | ||
3. 新生児の健康増進のための看護 | A. 新生児の健康増進と安全な環境の提供 | a. 低出生体重児 |
b. 栄養 | ||
c. 感染予防 | ||
d. 事故防止 | ||
B. 新生児のいる家族への看護 | a. 親子関係 | |
b. 地域保健サービスの活用 | ||
4. 乳児の健康増進のための看護 | A. 乳児の健康増進と安全な環境の提供 | a. 離乳食 |
b. 運動と遊び | ||
c. 分離不安 | ||
d. 事故防止 | ||
B. 乳児のいる家族への看護 | a. 親子関係 | |
b. 地域保健サービスの活用 | ||
5. 幼児の健康増進のための看護 | A. 幼児の健康増進と安全な環境の提供 | a. 基本的生活習慣の確立 |
b. 運動と遊び | ||
c. 予防接種 | ||
d. 事故防止 | ||
B. 幼児のいる家族への看護 | a. 家族関係 | |
b. 地域保健サービスの活用 | ||
6. 学童の健康増進のための看護 | A. 学童の健康増進とセルフケアの発達 | a. セルフケアと保健教育 |
b. 食生活 | ||
c. 学校への適応 | ||
d. 学習と遊び | ||
e. 生活習慣病の予防 | ||
f. 第二次性徴 | ||
g. 安全教育 | ||
h. 学校保健 | ||
B. 学童のいる家族の看護 | a. 学童の情緒と家族関係 | |
7. 思春期の子どもの健康増進のための看護 | A. 思春期の子どもの健康増進とアイデンティティの確立 | a. セルフケアと保健教育 |
b. 食生活 | ||
c. 親からの自立 | ||
d. 異性への関心 | ||
B. 思春期の子どものいる家族への看護 | a. 子どもをとりまく社会環境 | |
b. 子どもの問題行動と家族関係 |
目標2.健康障害のある子どもと家族が生活・療養するための看護実践についての理解を問う。
大項目 | 中項目 | 小項目 |
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8. 病気や入院が子どもと家族に与える影響とその看護 | A. 病院環境とプレパレーション | a. 病院環境 |
b. 医療を受ける子どもの権利擁護と発達支援 | ||
B. 病気や入院が子どもと家族に与える影響 | a. 各発達段階にある子どもの病気の理解 | |
b. 影響に関与する因子 | ||
c. 子どもへの影響 | ||
d. 家族への影響 | ||
C. 病気になった子どもと家族の看護 | a. 発達段階別の子どもと家族への看護 | |
b. 入院各期の子どもと家族への看護 | ||
c. 計画入院・緊急入院時の子どもと家族への看護 | ||
9. さまざまな状況にある子どもと家族への看護 | A. 外来における子どもと家族 | a. 緊急度の把握 |
b. 感染症への対処 | ||
c. 受診時の子どもと家族の緊張と不安の軽減 | ||
d. 健康診査・育児相談 | ||
B. 検査や処置を受ける子どもと家族 | a. 発達に応じたプレパレーション | |
b. 安全・安楽への看護 | ||
c. バイタルサインの測定 | ||
d. 身体計測 | ||
e. 採血 | ||
f. 採尿 | ||
g. 骨髄穿刺 | ||
h. 腰椎穿刺 | ||
i. 与薬 | ||
j. 注射 | ||
k. 輸液療法 | ||
C. 活動制限が必要な子どもと家族 | a. 活動制限の目的 | |
b. 身体的・心理社会的影響 | ||
c. 子どもの発達段階に応じた看護 | ||
d. 子どもの日常生活にかかわる家族の看護 | ||
D. 感染対策上隔離が必要な子どもと家族 | a. 隔離の目的・方法 | |
b. 身体的・心理社会的影響 | ||
c. 子どもの身体・情緒・発達面を考慮した日常生活の看護 | ||
d. 家族の面会や付き添いにおける看護 | ||
E. ハイリスク新生児と家族 | a. ハイリスク新生児の集中治療と看護 | |
b. 親子・家族関係の促進 | ||
F. 先天的な問題のある子どもと家族 | a. 先天異常の種類と特徴 | |
b. 子どもの発達段階に応じた看護 | ||
c. 子どもの先天的な問題に対する家族の理解と受容への看護 | ||
d. 子どもの養育とケア技術獲得に対する家族の看護 | ||
G. 周手術期における子どもと家族 | a. 子どもの手術の特徴 | |
b. 手術を要する健康障害と手術の時期 | ||
c. 計画手術と緊急手術 | ||
d. 日帰り手術 | ||
e. 子どもと家族の準備状態の把握とプレパレーション | ||
f. 子どもの安全・安楽への看護と家族の看護 | ||
g. 退院に向けての看護 | ||
H. 心身障害のある子どもと家族 | a. 心身障害の種類と定義 | |
b. 発達障害 | ||
c. 障害の受容 | ||
d. 経管栄養法 | ||
e. 子どもと家族の日常生活の看護と社会資源の活用 | ||
I. 急性期にある子どもと家族 | a. 発熱時の看護 | |
b. 脱水時の看護 | ||
c. 呼吸困難時の看護 | ||
d. けいれん時の看護 | ||
e. 生命徴候が危険な状況にある子どもと家族への看護 | ||
J. 慢性期にある子どもと看護 | a. 小児慢性特定疾患治療研究事業 | |
b. 病気の時間的経緯と急性憎悪 | ||
c. 病気による子どもと家族の生活の変化 | ||
d. 学校の受け入れ | ||
e. 子どもの発達とセルフケアの獲得への看護 | ||
f. 家族への看護 | ||
K. 痛みのある子どもと家族 | a. 子どもの痛みの受け止め方 | |
b. 痛みの表現方法 | ||
c. 痛みの客観的評価 | ||
d. 痛み緩和の看護 | ||
L. 在宅における子どもと家族の看護 | a. 入院生活から在宅への移行に向けた支援 | |
b. 在宅療養の支援 | ||
M. 終末期にある子どもと家族 | a. 子どもの死の概念 | |
b. 死に対する子どもの反応と看護 | ||
c. 子どもへの病気の説明 | ||
d. 終末期にある子どもの心身の状態と緩和ケア | ||
e. 子どもの死を看取る家族の反応と看護 | ||
N. 救急救命処置が必要な子どもと家族 | a. 子どもの事故 | |
b. 主な誤飲物質と処置 | ||
c. 子どもの熱傷の特徴・重症度および処置 | ||
d. 溺水と処置 | ||
e. 子どもの一次救命処置 | ||
f. 乳幼児の意識レベル | ||
g. 吸引 | ||
h. 酸素療法 | ||
i. 救急処置を受ける子どもと家族の不安の緩和 | ||
O. 災害を受けた子どもと家族 | a. 災害による子どものストレス | |
b. 災害時の子どもと家族への看護 |