平成26年看護師出題基準 小児看護学
目標1:小児の成長・発達と健康増進のための小児と家族への看護について基本的な理解を問う。
大項目 | 中項目 | 小項目 |
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1. 小児と家族を取り巻く環境・医療・看護 | A. 小児医療と小児看護の特徴 | a. 小児医療の変遷と課題 |
b. 小児看護の変遷と課題 | ||
c. 諸統計からみた小児と家族の健康課題 | ||
B. 小児の人権 | a. 小児の権利と変遷 | |
b. 児童の権利に関する条約 | ||
c. 権利擁護<アドボカシー> | ||
d. インフォームドアセント | ||
C. 健康生活と法律・制度 | a. 母子保健と子育て支援 | |
b. 小児の福祉と虐待防止 | ||
c. 学校保健 | ||
d. 予防接種 | ||
2. 小児の成長と発達 | A. 成長・発達の原則と影響因子 | a. 成長・発達の概念 |
b. 成長・発達の原則 | ||
c. 成長・発達に影響する因子 | ||
B. 形態的・機能的発達 | a. 各発達段階の形態的特徴と成長 | |
b. 各発達段階の機能的特徴と発達 | ||
C. 心理社会的発達 | a. 認知 | |
b. 情緒 | ||
c. 社会性 | ||
d. コミュニケーション能力 | ||
e. 遊びと学習 | ||
f. 発達課題 | ||
D. 発育・発達の評価 | a. フィジカルアセスメント | |
b. 身体発育の評価 | ||
c. 精神・運動機能の評価 | ||
d. 養育環境のアセスメント | ||
3. 新生児の健康増進のための看護 | A. 新生児の健康増進と安全な環境の提供 | a. 授乳と栄養 |
b. 感染予防 | ||
c. 事故防止 | ||
B. 新生児と家族 | a. 親子関係 | |
b. 母子保健サービスの活用 | ||
4. 乳児の健康増進のための看護 | A. 乳児の健康増進と安全な環境の提供 | a. 離乳と栄養 |
b. 運動と遊び | ||
c. 予防接種 | ||
d. 感染予防 | ||
e. アタッチメント、分離不安 | ||
f. 事故防止と安全対策 | ||
B. 乳児と家族 | a. 親子関係 | |
b. 母子保健サービスの活用 | ||
5. 幼児の健康増進のための看護 | A. 幼児の健康増進と安全な環境の提供 | a. 基本的生活習慣の確立 |
b. 食生活と栄養 | ||
c. 自我の発達と遊び | ||
d. 予防接種 | ||
e. 感染予防 | ||
f. 事故防止と安全対策 | ||
B. 幼児と家族 | a. 家族関係と社会化 | |
b. 食育 | ||
c. 母子保健サービスの活用 | ||
6. 学童の健康増進のための看護 | A. 学童の健康増進とセルフケアの発達 | a. セルフケアと保健教育 |
b. 食生活と食育 | ||
c. 学校への適応 | ||
d. 学習と遊び | ||
e. 生活習慣病の予防 | ||
f. 第二次性徴 | ||
g. 事故防止と安全教育 | ||
B. 学童と家族 | a. 学童の情緒と仲間や家族との関係 | |
b. 学童をとりまく社会環境 | ||
c. 学童の問題行動と対応 | ||
7. 思春期の小児の健康増進のための看護 | A. 思春期の小児の健康増進とアイデンティティの確立 | a. セルフケアと保健教育 |
b. 食生活 | ||
c. 親からの自立 | ||
d. 異性への関心 | ||
e. 生活習慣病の予防 | ||
f. 第二次性徴 | ||
B. 思春期の小児と家族 | a. 情緒的変化と家族関係 | |
b. 小児をとりまく社会環境 | ||
c. 小児の性<セクシュアリティ>意識の変化と逸脱行動 | ||
d. 小児の問題行動と対応 |
目標2:健康障害のある小児と家族が生活・療養するための看護について基本的な理解を問う。
大項目 | 中項目 | 小項目 |
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8. 病気や入院が小児と家族に与える影響とその看護 | A. 小児看護における倫理 | a. 医療を受ける小児の権利 |
b. 小児の権利と必要な看護行為 | ||
B. 病気や入院が小児と家族に与える影響 | a. 小児の病気の理解と説明 | |
b. 病気や入院に伴う小児の反応 | ||
c. 病気や入院が小児の成長・発達に及ぼす影響 | ||
d. 小児の病気や入院が同胞・家族に及ぼす影響 | ||
e. 小児の病気や入院がもたらす影響を左右する因子 | ||
C. 病気になった小児と家族 | a. 各病期にあるの小児と家族への援助 | |
b. 緊急入院時の小児と家族への援助 | ||
9. 健康障害の病期別の小児と家族の看護 | A. 急性症状のある小児と家族 | a. 急性的な経過をたどる疾患の特徴と治療 |
b. 発熱時の援助 | ||
c. 脱水時の援助 | ||
d. 下痢・嘔吐があるときの援助 | ||
e. 呼吸困難があるときの援助 | ||
f. けいれんがあるときの援助 | ||
g. 生命徴候が危険な状況にある小児と家族への援助 | ||
B. 救急救命処置が必要な小児と家族 | a. 小児の事故・外傷と虐待の特徴 | |
b. 小児救急におけるトリアージと対応 | ||
c. 主な誤飲物質と処置 | ||
d. 小児の熱傷の特徴・重症度および処置 | ||
e. 溺水と処置 | ||
f. 小児の一次救命処置 | ||
g. 乳幼児・小児の意識レベル | ||
h. 吸引 | ||
i. 酸素療法 | ||
j. 救急処置を受ける小児と家族の不安の緩和 | ||
C. 周手術期における小児と家族 | a. 小児の手術の特徴 | |
b. 手術を要する健康障害と手術の時期 | ||
c. 計画手術と緊急手術 | ||
d. 日帰り手術 | ||
e. 術前準備の説明 | ||
f. 小児と家族の準備状態の把握とプレパレーション | ||
g. 小児の安全・安楽への看護と家族の援助 | ||
h. 手術後の身体状態のアセスメントと看護 | ||
i. 退院に向けての看護 | ||
D. 慢性期にある小児と家族 | a. 慢性的な経過をたどる疾患の特徴と治療 | |
b. 小児慢性特定疾患治療研究事業 | ||
c. 病気の時間的経緯と急性増悪 | ||
d. 病気による小児と家族の生活の変化 | ||
e. 学習支援と復学支援 | ||
f. 小児の発達とセルフケアの獲得への援助 | ||
g. 家族への看護 | ||
h. 地域との連携・調整 | ||
E. 終末期にある小児と家族 | a. 小児の死の概念 | |
b. 死に対する小児の反応と援助 | ||
c. 小児への病気の説明 | ||
d. 終末期にある小児の心身の状態と緩和ケア | ||
e. 小児の死を看取る家族の反応と援助 | ||
10. さまざまな状況にある小児と家族への看護 | A. 外来における小児と家族 | a. 緊急度の把握・トリアージ |
b. 虐待への気づきと重症化予防に向けての対応 | ||
c. 安全の確保(事故防止、感染症対策) | ||
d. 受診時の小児と家族の緊張と不安の軽減 | ||
e. 健康診査・育児相談 | ||
B. 検査や処置を受ける小児と家族 | a. 発達に応じたプレパレーション | |
b. 安全・安楽への援助 | ||
c. バイタルサインの測定 | ||
d. 身体計測 | ||
e. 採血 | ||
f. 採尿 | ||
g. 骨髄穿刺 | ||
h. 腰椎穿刺 | ||
i. 与薬 | ||
j. 注射 | ||
k. 輸液療法 | ||
C. 活動制限が必要な小児と家族 | a. 活動制限の目的 | |
b. 身体的・心理社会的影響 | ||
c. 小児の発達段階に応じた援助 | ||
d. 小児の日常生活にかかわる家族の援助 | ||
D. 感染対策上隔離が必要な小児と家族 | a. 隔離の目的・方法 | |
b. 身体的・心理社会的影響 | ||
c. 小児の身体・情緒・発達面を考慮した日常生活の援助 | ||
d. 家族の面会や付き添いにおける援助 | ||
E. 痛みを表現している小児と家族 | a. 小児の痛みの受け止め方 | |
b. 痛みの表現方法 | ||
c. 痛みの客観的評価 | ||
d. 痛み緩和への援助 | ||
F. 医療的ケアを必要として退院する小児と家族 | a. 入院生活から在宅への移行に向けた支援 | |
b. 他職種との連携と社会資源の活用 | ||
c. 在宅療養中の小児と家族の支援 | ||
d. 小児のセルフケア行動の促進 | ||
G. 災害時の小児と家族 | a. 災害による小児への影響とストレス | |
b. 災害時の小児と家族への援助 | ||
11. 小児期特有の症状や疾患を持つ小児と家族の看護 | A. ハイリスク新生児と家族 | a. 低出生体重児の特徴 |
b. ハイリスク新生児の集中治療と援助 | ||
c. 親子・家族関係の促進 | ||
B. 先天的疾患のある小児と家族 | a. 先天異常の種類と特徴 | |
b. 小児の発達段階に応じた援助 | ||
c. 小児の先天的な問題に対する家族の理解と受容への援助 | ||
d. 小児の養育とケア技術獲得に対する家族の援助 | ||
C. 心身障害のある小児と家族 | a. 心身障害の定義と種類 | |
b. 発達障害 | ||
c. 障害の受容 | ||
d. 経管栄養法 | ||
e. 小児と家族の日常生活にかかわる社会資源活用と援助 |