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令和5年看護師出題基準 看護の統合と実践

目標1.看護におけるマネジメントの基本について理解を問う。
大項目中項目
(出題範囲)
小項目
(キーワード)
1. 看護におけるマネジメントA. 看護におけるマネジメントの目的と方法
  • 看護マネジメントの目的とプロセス
  • 看護組織の構成と職務
  • 看護行政の動向と看護マネジメント
B. 医療・看護における質の保証と評価、改善の仕組み
  • 医療・看護の質保証と評価
  • 医療・看護の標準化(標準看護計画、クリニカルパス)
C. 看護業務のマネジメント
  • 看護業務基準、看護手順
  • 看護提供システム
  • 複数の看護業務が同時に発生した場合の判断や対処方法
D. 看護業務に関する情報に係る技術と取扱い
  • 医療・看護業務に関する情報の活用と保管
  • 診療記録等の電子化と医療情報システム
E. 医療安全を維持する仕組みと対策
  • 安全管理体制整備、医療安全文化の醸成
  • 医療事故・インシデントレポートの分析と活用
F. 看護師の働き方のマネジメント
  • 看護師等の労働安全衛生
  • 看護の交代勤務
  • ワーク・ライフ・バランスを促進する働き方
目標2.災害看護の基本的な知識を問う。
大項目中項目
(出題範囲)
小項目
(キーワード)
2. 災害と看護A. 災害時の医療を支えるしくみ
  • 災害に関する法と制度
  • 災害時の医療体制
B. 災害各期の特徴と看護
  • 災害各期の特徴
  • 災害時の被災者・支援者の身体反応と心理過程
  • 災害時に生じやすい健康被害の特徴
  • 災害各期における要支援者を含むすべての被災者への看護
目標3.諸外国における保健・医療・福祉の動向と課題について基本的な理解を問う。
大項目中項目
(出題範囲)
小項目
(キーワード)
3. 国際化と看護A. グローバル化に伴う世界の健康目標と課題
  • 世界共通の健康目標
  • 人間の安全保障
  • プライマリ・ヘルス・ケア
B. グローバルな社会における看護
  • 看護の対象となる人々(在留外国人、在外日本人、帰国日本人、国際協力活動を必要とする人々)の健康課題
  • 多様な文化を考慮した看護
目標4.複合的な事象において看護の知識を統合し活用できる判断能力を問う。
大項目中項目
(出題範囲)
小項目
(キーワード)
4. 臨床実践場面における統合的な判断や対応A. 対象や家族に切れ目のない支援を提供するための継続した看護
  • ※A~Eのテーマをもとに、専門分野の各科目で学んだ内容を統合し、臨床実践場面における状況設定問題として出題する。
B. 複合的な状況にある対象や、複合的に提供されている看護の状況を判断し、危険を回避する取組み
C. 看護の提供者が、看護場面において自身の安全を確保するための総合的な判断や対応
D. 発災からの経過に応じて被災者に提供される診療や支援を促進するための看護
E. A~Dを促進するための多職種連携