平成22年保健師出題基準 地域看護学Ⅰ
目標1．地域で生活する人々の健康問題の解決や地域の健康課題の組織的な解決に関する地域看護活動の基礎的な考え方の理解を問う。
| 大項目 | 中項目 | 小項目 |
|---|---|---|
| 1. 地域看護学の成立基盤 | A. 地域看護の変遷と意義 | a. 諸外国の公衆衛生と地域看護の変遷 |
| b. 我が国の公衆衛生と地域看護の変遷 | ||
| c. 我が国の保健医療福祉制度における保健師の位置付け | ||
| B. 公衆衛生看護活動の理念・目的 | a. 公衆衛生看護活動の理念・目的 | |
| b. 健康に関する認識の普及・啓発 | ||
| c. 自立的な生活への支援・強化 | ||
| d. 健康を志向する町づくり | ||
| C. 基本概念とその活用 | a. 健康、生活 | |
| b. 集団、組織、コミュニティ、地域社会 | ||
| c. 地域環境 | ||
| d. 一次予防、二次予防、三次予防 | ||
| e. プライマリヘルスケア | ||
| f. ヘルスプロモーション | ||
| g. パートナーシップ | ||
| h. ノーマライゼーション | ||
| i. 基本的人権の尊重、権利擁護＜アドボカシー＞ | ||
| j. 自立支援、エンパワメント、自己決定 | ||
| k. 住民自治、男女共同参画 | ||
| l. 施策化 | ||
| m. リスクアセスメント、リスクマネジメント | ||
| n. 健康危機管理 | ||
| o. 健康の社会的要因 | ||
| p. 行政評価、政策評価 | ||
| q. 保健師活動と倫理 | ||
| 2. 地域看護学の構成 | A. 活動領域 | a. 行政 |
| b. 学校 | ||
| c. 職域 | ||
| d. 医療施設、福祉施設 | ||
| B. 活動対象 | a. 個人・家族 | |
| b. 小集団 | ||
| c. 組織・機関 | ||
| d. コミュニティ、地域社会 | ||
| C. 活動方法 | a. 地域診断 | |
| b. 計画策定・評価 | ||
| c. 地区活動（地域を対象とした接近技法・技術） | ||
| d. 個人・家族・小集団の接近技法・技術 | ||
| e. コーディネーション | ||
| f. 地域ケアシステム構築 | ||
| g. 地域資源開発 |
目標2．地域環境の変化とあわせ、人々の健康への影響と健康課題への個人ならびに地域組織の対処行動についての理解を問う。
| 大項目 | 中項目 | 小項目 |
|---|---|---|
| 3. 社会環境の変化と健康課題 | A. 社会情勢の変遷 | a. 人口構成の変化 |
| b. 疾病構造の変化 | ||
| c. 科学技術の発展 | ||
| d. 経済・産業構造の変化 | ||
| e. 地域社会の構造の変化 | ||
| f. グローバリゼーション | ||
| B. 国際交流、国際協力 | a. 二国間交流、多国間交流 | |
| b. 二国間協力、多国間協力 | ||
| C. 健康に影響する生活環境と社会要因 | a. 文化・価値観の多様化 | |
| b. 生活構造 | ||
| c. 家族形態 | ||
| d. 労働形態 | ||
| e. 生活環境（公害・環境汚染） | ||
| f. 社会病理 | ||
| 4. 地域の人々の保健関連行動 | A. 健康課題への個人への対処行動 | a. セルフケア行動 |
| b. 保健行動（健康行動） | ||
| c. 病気への対処行動 | ||
| B. 健康課題への地域組織としての対処 | a. 健康課題に対する地域組織の理念 | |
| b. 健康課題への地域組織の対処行動 |