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平成22年保健師出題基準 地域看護学Ⅳ

目標1.学校保健、産業保健、在宅ケア・在宅看護、災害時の保健活動について、それぞれの理念と目的、制度とシステム、健康課題、展開方法についての理解を問う。
大項目中項目小項目
1. 学校保健A. 学校保健の理念と目的a. 学校保健の定義
b. 養護教諭の役割・機能
B. 学校保健の歴史と現状a. 学校看護職の誕生、社会背景
b. 戦後の学校保健、養護教諭の活動
c. 学校保健活動の実態
C. 学校保健安全の制度とシステムa. 学校保健安全の関係法規
b. 学校保健安全組織と人材
c. 保健室の機能、保健室運営
d. 安全管理、危険管理
e. 学校給食、食育、衛生管理
D. 学校保健の対象と健康課題a. 発達段階別健康課題
b. 不登校
c. 障害児(発達障害を含む)
d. いじめ、虐待、事故
e. 日常的な医療の実施を必要とする児
E. 養護教諭の職務a. 学校保健情報の把握
b. 学校保健計画・学校安全計画の企画と運営
c. 健康診断と事後措置
d. 保健指導、保健学習
e. 感染症の予防・対策
f. 健康相談活動
g. 救急体制・救急処置
h. 学校保健組織活動
F. 学校環境管理a. 環境調整の意義
b. 環境管理
c. 環境教育
d. 学校環境衛生基準
e. 地域保健、産業保健との連携
G. 学校安全a. 外傷後ストレス障害<PTSD>への対応
b. 地域の関係機関、地域ボランティアとの連携
2. 産業保健A. 産業保健の理念と目的a. 産業保健の定義
b. 保健師の役割・機能
B. 産業保健の歴史と現状a. 産業保健の変遷、社会背景
b. 産業保健活動の実態
C. 産業保健の制度とシステムa. 労働安全衛生の関係法規
b. 労働安全衛生に関する組織と人材
c. 労働衛生管理と労働衛生管理業務
D. 産業保健における健康課題a. 職業性疾病の種類、予防対策
b. 作業関連疾患の種類、予防対策
c. 生活習慣病予防対策、特定健康診査・特定保健指導
d. 職場のメンタルヘルスケア、ストレス対策
e. 職場の安全管理
f. 職場復帰支援
E. 産業保健の展開a. 産業保健計画と評価
b. 個別的・集団的・組織的展開方法
c. 地域・職域連携活動
3. 在宅ケア・在宅看護A. 在宅ケア・在宅看護の理念と目的a. 在宅看護、訪問看護の定義
b. 保健師の役割・機能
B. 在宅ケア・在宅看護の歴史と現状a. 在宅看護の変遷、社会背景
b. 在宅ケア・在宅看護活動の実態
C. 在宅ケア・在宅看護の制度とシステムa. 在宅ケア・在宅看護の関係法規
b. 在宅ケアシステムとチーム
c. 社会資源
D. 在宅ケアのためのマネジメントa. ケアマネジメント
b. 介護者への支援
c. 社会資源の開発と在宅ケアシステムづくり
d. 在宅ケアのサービス活用・法的根拠
e. 地域包括ケアシステム
E. 訪問看護ステーション管理a. 訪問看護ステーションの運営
b. 在宅看護の質評価・管理
4. 災害と保健活動A. 災害の定義と災害時の保健活動の目的a. 災害の定義・分類、災害時の保健活動の目的
b. 感染症に対する健康危機管理
c. 自然災害に対する健康危機管理
B. 自然災害と保健活動の制度とシステムa. 災害支援の関係法規
b. 災害支援の制度とシステム
c. 災害支援に関する社会資源
C. 災害予防対策期と保健師活動a. 避難のための支援必要者・実態把握
b. 災害対策マニュアル、災害訓練
c. 教育普及啓発(住民主体の防災対策への習慣付け)
d. 装備、救援、支援ネットワーク構築
D. 災害応急対策期と保健師活動a. 初動体制
b. 救護班・避難所での活動、健康ニーズの特徴と対応
c. トリアージ(定義、原則、プロトコル)
E. 災害復旧・復興対策期と保健師活動a. 避難所・仮設住宅・在宅生活者への活動、健康ニーズ把握と対応
b. 外傷後ストレス障害<PTSD>への対応
c. 職員の心身の健康管理
d. ボランティアへの活動支援