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平成26年保健師出題基準 疫学

目標1.公衆衛生看護の基盤となる疫学の概念と方法について基本的な理解を問う。
大項目中項目小項目
1. 疫学の概念A. 疫学の定義と分類a. 疫学の定義
b. 記述疫学と分析疫学
c. 人・場所・時間
B. 曝露と疾病発生a. 危険因子
b. 診断基準
c. 疫学調査での診断の妥当性
C. 因果関係a. 時間的関係
b. 強固性と一致性
c. 多要因原因説
D. 疫学研究における倫理a. 疫学研究に関する倫理指針
2. 疾病頻度の指標A. 指標の考え方a. 割合、率、比
B. 割合a. 有病率
b. 累積罹患率
c. 致命率<致死率>
d. 相対頻度
C. 率a. 罹患率
b. 死亡率
3. 曝露効果の指標A. 相対危険a. 罹患率比・死亡率比
b. 累積罹患率比<リスク比>
c. オッズ比
d. ハザード比
B. 寄与危険a. 寄与危険
b. 寄与危険割合
c. 人口<集団>寄与危険
d. 人口<集団>寄与危険割合
4. 疫学調査法A. 対象集団の選定a. 母集団と対象集団
b. 標本抽出法
c. 無作為抽出
B. 調査方法(研究デザイン)a. 生態学的研究
b. 横断研究
c. コホート研究
d. 症例対照研究
e. 介入研究
C. 誤差a. 偶然誤差と精度
b. 系統誤差と妥当性
D. 偏り<バイアス>a. 選択の偏り
b. 情報の偏り
E. 交絡とその制御方法a. 交絡の概念
b. 無作為化(割付)
c. 制限
d. マッチング
e. 層化(標準化)
5. スクリーニングA. スクリーニングの目的と要件a. スクリーニングの目的
b. スクリーニングの要件
B. スクリーニングの評価a. 敏感度と特異度
b. 陽性反応的中度
c. 偏り<バイアス>
6. 疾病登録A. 疾病登録の意義a. 疾病登録の目的
b. がん登録
c. 脳卒中登録
7. 主な疾患の疫学A. 母性関連疾患の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
B. 小児疾患の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
C. がんの疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
D. 心血管疾患(高血圧を含む)の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
E. 脳血管疾患の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
F. 糖尿病の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
G. 難病の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
H. 精神疾患の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
I. 感染症の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
J. 事故の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
K. 学校保健の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
L. 産業保健の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
M. 環境の疫学a. 頻度と分布
b. 危険因子
8. 疫学と公衆衛生看護A. 社会疫学a. 健康の社会的決定要因
b. 健康格差
B. 政策疫学a. 政策の方針決定
b. リスクファクターと予防対策
C. 臨床疫学a. ケア効果の評価
b. エビデンスに基づく公衆衛生看護