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平成26年保健師出題基準 対象別公衆衛生看護活動論

目標1.発達段階、健康課題に応じた個人・家族、集団及び組織の生活と健康状態を評価について基本的な理解を問う。
目標2.人々が主体的に課題を解決できるよう地域の社会資源を活用した支援活動について基本的な理解を問う。
大項目中項目小項目
1. 母子保健活動A. 母子保健福祉の動向a. 母子保健の理念、歴史的変遷、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
b. 母子保健施策と保健師活動
c. 地域・集団の母子健康課題、優先順位
B. 乳幼児期の発育・発達および生活の特徴と保健指導a. 乳幼児の発育・発達
b. 乳幼児健康診査
c. 健康問題の早期発見とその対応
d. 基本的生活習慣とその指導
e. 予防接種
f. 事故予防、リスクアセスメント
C. 女性のライフステージの保健指導a. 思春期
b. 妊娠期・産褥期
c. 育児期
d. 成熟期
e. 更年期
D. 子育てのリスクをもつ親子への保健指導a. 未熟児、低出生体重児、多胎児
b. 心身障害児、慢性疾患児、発達障害児
c. ひとり親家庭
d. 児童虐待
e. 外国人母子
f. 地域のサポートシステム、社会資源
2. 成人保健活動A. 成人保健の動向a. 成人保健の理念、歴史的変遷
b. 成人保健施策と保健師活動
c. 地域・集団の成人期健康課題、優先順位
B. 成人期の生活と保健指導a. 成人各期の特徴、健康課題アセスメント、保健指導
b. 生活習慣病予防、特定健康診査、特定保健指導
c. 地域のサポートシステム、社会資源
3. 高齢者保健活動A. 高齢者保健福祉の動向a. 高齢者保健の理念、歴史的変遷
b. 高齢者保健福祉施策と保健師活動
c. 地域・集団の高齢者健康課題、優先順位
B. 高齢者の生活と保健指導a. 高齢者の特徴、健康寿命、健康課題アセスメント、保健指導
b. 地域のサポートシステム、社会資源
C. 在宅高齢者と家族への保健指導a. 介護予防
b. 要支援・要介護高齢者
c. 認知症
d. ターミナルケア
e. 高齢者虐待、セルフネグレクト
4. 精神保健活動A. 精神保健福祉の動向a. 精神保健の理念、歴史的変遷
b. 精神保健福祉施策と保健師活動
c. 地域・集団の精神保健、優先順位
B. 精神障害者の生活と保健指導a. 精神障害者の生活の理解
b. 社会復帰・地域生活支援への働きかけ、自立支援
c. 地域のサポートシステム、社会資源
C. 社会病理を背景とする精神的問題a. 薬物乱用、薬物依存
b. アルコール関連障害
c. うつ状態
d. 摂食障害
e. 自殺
f. 家庭内暴力、DV<ドメスティック・バイオレンス>
g. 社会的引きこもり
5. 障害者(児)保健活動A. 障害者(児)保健福祉の動向a. 障害者(児)保健の理念、歴史的変遷
b. 障害者(児)保健福祉施策と保健師活動
c. 地域・集団の障害者(児)の健康課題、優先順位
B. 障害者(児)の生活と保健指導a. 障害者(児)のとらえ方、健康課題アセスメント、保健指導
b. 障害者(児)と家族への保健指導
c. 障害の予防、二次障害の予防、自立支援
d. 地域のサポートシステム、社会資源
e. 住環境、地域環境整備
C. 権利擁護a. 社会参加、人権擁護
b. 障害者(児)虐待
6. 難病の保健活動A. 難病対策の動向a. 難病対策の理念、歴史的変遷
b. 難病対策と保健師活動
c. 地域の難病患者の健康課題、優先順位
B. 難病患者の生活と保健指導a. 難病患者と家族の特徴、健康課題アセスメント、保健指導
b. 在宅療養難病患者と家族への保健指導
c. 地域のサポートシステム、社会資源
d. 医療依存度の高い難病患者への支援
7. 感染症の保健活動A. 感染症対策の動向a. 感染症保健活動の理念,歴史的変遷
b. 感染症と感染症対策
B. 感染症対策と保健指導a. 感染症予防
b. 予防接種
c. 感染症発生時の対応
C. 疾病管理a. 一類・二類・三類・四類・五類感染症、指定感染症、新感染症、新型インフルエンザ感染症(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)、食中毒
b. 結核
c. ヒト免疫不全ウイルス<HIV>感染症、後天性免疫不全症候群<AIDS>、性感染症<STD>
d. 新興・再興感染症
e. ウイルス性肝炎
8. 歯科保健活動A. 歯科保健の動向a. 歯科保健統計
b. 歯科保健施策
B. 生涯にわたる各段階(発達段階)の歯科保健a. ライフサイクルと健康レベルに応じた歯科保健サービス
b. 障害者(児)、難病患者等の歯科保健サービス
C. 歯科保健に関連する歯科疾患a. う蝕
b. 歯周疾患
c. 口腔機能低下
d. 誤嚥性肺炎