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平成30年保健師出題基準 保健統計

目標1.公衆衛生看護の基盤となる統計学の基礎、統計情報と活用方法について基本的な理解を問う。
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1. 統計学の基礎A. データの種類と分布a. カテゴリーデータ
b. 順序データ
c. 数量データ
d. ヒストグラム
B. 測定と尺度a. 健康評価尺度
b. 心理発達尺度
c. 活動・行動・社会尺度
C. 主な確率分布a. 正規分布
b. 二項分布
D. 代表値と散布度a. 平均(算術平均)
b. 幾何平均
c. 中央値
d. 最頻値<モード>
e. 分散と標準偏差
f. 四分位数とパーセンタイル値
E. 関連の指標a. 相関・散布図
b. 回帰
c. クロス集計
F. 統計分析a. 点推定と区間推定
b. 帰無仮説と統計学的有意性
c. 割合に関する推定と検定(x2<カイ二乗>検定)
d. 平均に関する推定と検定(t検定)
e. 相関係数に関する推定と検定
f. 多変量解析
G. 適切な図表の作成と活用a. データに合わせた図表の選択
b. 図表の作成
c. 図表の活用
2. 人口統計A. 人口静態統計の基本と動向a. 日本の人口
b. 年齢別人口
c. 世界の人口
B. 人口動態統計の基本と動向a. 死亡
b. 出生と人口再生産
c. 死産、周産期死亡
d. 婚姻と離婚
C. 主な健康指標と動向a. 平均寿命
b. 健康寿命
c. 合計特殊出生率
d. 年齢調整死亡率
e. 標準化死亡比<SMR>
3. 保健統計調査A. 基幹統計の基本と動向a. 国勢調査
b. 国民生活基礎調査
c. 患者調査
d. 医療施設調査
e. 学校保健統計調査
f. 社会生活基本調査
B. A以外の基礎的な統計調査の基本と動向a. 感染症発生動向調査
b. 食中毒統計調査
c. 国民健康・栄養調査
d. 地域保健・健康増進事業報告
e. 身体障害児・者等実態調査
f. 介護保険事業状況報告
g. 衛生行政報告例
h. 福祉行政報告例
C. 医療経済統計の基本と動向a. 国民医療費
b. 介護サービス施設・事業所調査
D. 疾病・障害の定義と分類a. 国際疾病分類<ICD>
b. 国際生活機能分類<ICF>
E. 活用可能なデータベースの基本a. レセプト情報・特定健診等情報データベース<NDB>
b. 国保データベース<KDB>システム
4. 情報処理A. 情報処理の基礎a. データの電子化
b. 情報セキュリティ
c. データベース
d. レコードリンケージ
B. 文献検索の方法と結果・データの活用a. 一次情報、二次情報
b. 文献検索方法