平成30年保健師出題基準 学校保健・産業保健
目標1.学校保健の制度と仕組み、及び対象の健康課題の把握と適切な支援方法について基本的な理解を問う。
目標2.産業保健の制度と仕組み、及び対象の健康課題の把握と適切な支援方法について基本的な理解を問う。
目標2.産業保健の制度と仕組み、及び対象の健康課題の把握と適切な支援方法について基本的な理解を問う。
大項目 | 中項目 | 小項目 |
---|---|---|
1. 学校保健の基本 | A. 学校保健の目的、学校と養護教諭の役割・機能 | a. 学校保健の定義と目的 |
b. 学校教育・特別支援教育の機能 | ||
c. 養護教諭の役割・機能 | ||
B. 学校保健の動向 | a. 社会的背景と学校保健の動向 | |
b. 学校保健統計の動向 | ||
C. 学校保健・安全の制度と仕組み | a. 学校保健・安全に関する法規 | |
b. 学校保健・安全組織と人材、「チームとしての学校」のあり方、組織活動 | ||
c. 学校保健計画、保健教育、保健管理 | ||
d. 学校安全計画、安全管理校内救急体制の整備 | ||
e. 環境管理、学校環境衛生基準 | ||
f. 学校給食、食育推進 | ||
2. 学校保健における対象の健康課題への対策と支援 | A. 発達段階別にみる対象の特徴と健康課題への対策と支援 | a. 幼児期 |
b. 学童期 | ||
c. 思春期 | ||
d. 青年期 | ||
B. 対象の主な健康課題への対策と支援 | a. いじめ、暴力 | |
b. 不登校 | ||
c. 喫煙、飲酒、薬物乱用 | ||
d. 性感染症<STI> | ||
e. 自殺、自殺企図 | ||
f. 思春期やせ症、神経性食欲不振症 | ||
g. パニック障害 | ||
h. 急性ストレス障害<ASD>、心的外傷後ストレス障害<PTSD> | ||
i. 児童虐待 | ||
C. 特別な支援を必要とする子どもへの対策と支援 | a. 視覚・聴覚・知的・運動障害がある子ども | |
b. 医療的ケアを必要とする子ども | ||
c. 発達障害がある子ども | ||
d. 慢性疾患がある子ども | ||
e. アレルギーがある子ども | ||
f. ジェンダーアイデンティティに違和感がある子ども | ||
g. 若年妊娠 | ||
D. 学校保健活動の展開 | a. 学校保健情報の把握と活用 | |
b. 学校保健計画の立案・実施・評価・見直しのプロセス(PDCAサイクル) | ||
c. 保健室の機能と保健室経営計画 | ||
E. 養護教諭の活動の実際 | a. 健康診断と事後措置 | |
b. 感染症の予防と拡大防止 | ||
c. 健康相談、保健指導 | ||
d. 学校管理下の事故の防止と救急処置 | ||
e. 保健学習、特別活動・道徳での健康教育、食育 | ||
f. 学校保健委員会、児童生徒保健委員会 | ||
g. 地域の関係機関・ボランティアとの連携・協働 | ||
3. 産業保健の基本 | A. 産業保健の目的、保健師の役割・機能 | a. 産業保健の定義と目的 |
b. 産業保健・組織の機能 | ||
c. 保健師・第一種衛生管理者の役割・機能 | ||
B. 産業保健の動向 | a. 社会的背景と産業保健の動向 | |
b. 労働災害及び業務上疾病の動向 | ||
c. 労働者の健康の動向 | ||
d. 労働の多様化(非正規雇用、派遣労働、外国人労働者) | ||
e. 中小規模事業場における産業保健の動向 | ||
C. 産業保健の制度と仕組み | a. 労働安全衛生に関する法規 | |
b. 労働安全衛生行政の体系 | ||
c. 労働安全衛生に関する組織と人材 | ||
d. 労働衛生管理(作業環境管理、作業管理、健康管理) | ||
e. 事業場における労働衛生管理体制 | ||
f. 労働における安全衛生教育 | ||
g. 労働安全衛生マネジメントシステム、リスクアセスメント、ストレスチェック制度 | ||
h. 労災制度、労働者災害補償保険法 | ||
4. 産業保健における対象の健康課題への対策と支援 | A. 対象の主な健康課題への対策と支援 | a. 職業性疾病(化学物質、粉じん、石綿、物理的因子、作業様態、業務上の負傷) |
b. 作業関連疾患 | ||
c. 生活習慣病、がん | ||
d. 心身症、メンタルヘルスの不調 | ||
e. 過重労働 | ||
f. ハラスメント | ||
g. 妊娠・育児期にある労働者 | ||
h. 障害がある労働者、障害者雇用 | ||
i. 高齢労働者、高齢者雇用 | ||
j. 疾病がある労働者、両立支援 | ||
k. 休職者、職場復帰への支援 | ||
B. 産業保健活動の展開 | a. 産業保健情報の把握と活用 | |
b. 産業保健計画の立案・実施・評価・見直しのプロセス(PDCAサイクル) | ||
c. 衛生委員会、職制・ラインを活用した産業保健活動の推進 | ||
C. 保健師・第一種衛生管理者の活動の実際 | a. 一般健康診断と事後措置・健康保健増進対策 | |
b. 特殊健康診断と事後措置・健康確保対策 | ||
c. トータル・ヘルス・プロモーションプラン<THP>、心身両面にわたる健康の保持増進対策の推進 | ||
d. 快適職場づくり | ||
e. ワーク・ライフ・バランスの推進 | ||
f. 心の健康づくり計画、労働者の心の健康の保持増進のための指針 | ||
g. ストレスチェック | ||
h. 職場における喫煙対策 | ||
i. 健康保険組合との連携(特定健康診査・特定保健指導、データヘルス計画、コラボヘルス) | ||
j. 地域・職域連携活動 |