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第87回助産師国家試験

午前問題
問 61
帝王切開術後のケアで正しいのはどれか。
  1. 術当日は2~3時間おきに体位変換をする。
  2. 術後48時間は絶食とする。
  3. 授乳は術後2日から開始する。
  4. 膀胱内留置カテーテルは3日間留置する。
1
問 62
成人T細胞白血病(ATL)キャリアのため母乳育児を断念した。
産褥早期の乳汁分泌抑制の援助で適切なのはどれか。
  1. 乳房の冷罨法を行う。
  2. 乳房の基底部マッサージを行う。
  3. 入院中は搾乳を行う。
  4. 乳帯で圧迫する。
1. a、b2. a、d3. b、c4. c、d
2
問 63
生後1日の新生児。出生体重3,000g。
問題となるのはどれか。
  1. 心拍数は135/分の呼吸性のリズム不整があった。
  2. 総ビリルビン13.8mg/dLであった。
  3. 頭頂部に産瘤が触知された。
  4. 水様性の嘔吐が3回みられた。
2
問 64
出生直後の新生児で注意を要するのはどれか。
  1. 経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)
  2. 呻吟
  3. 直腸体温36.2℃
  4. 臍帯動脈血pH7.25
1. a、b2. a、d3. b、c4. c、d
3
問 65
母親から子どもについて以下の訴えがあった。
専門医への相談が必要なのはどれか。
  1. 「3か月なのに首がすわっていません。」
  2. 「6か月なのに寝返りができません。」
  3. 「9か月なのにおすわりができません。」
  4. 「12か月なのに上手に歩けません。」
3
問 66
地域周産期医療システム体制の必要性を裏付けるデータで優先度が低いのはどれか。
  1. 低出生体重児の出生率の上昇
  2. 多胎児の増加
  3. 予防可能な新生児死亡例数
  4. 帝王切開率の増加
4
問 67
初産婦。妊娠30週で分娩した。児は1,850gでNICUに入院し合併症は指摘されていない。2年前に仕事を辞め、夫の扶養家族になり、現在まで専業主婦である。児の入院費が払えるか心配で相談してきた。
現在活用できる社会資源はどれか。
  1. 養育医療
  2. 児童扶養手当
  3. 療育の給付
  4. 出産手当金
1
問 68
我が国の大学に留学している未婚の外国人女性が妊娠、分娩した。
この母子に適応困難なのはどれか。
  1. 母子健康手帳の交付
  2. 出産扶助
  3. 保育所への入所
  4. 乳幼児の予防接種
2
問 69
子どもをもつ労働者が法律に基づく育児休業に準ずる措置または勤務時間短縮の制度を利用できる子どもの年齢の上限はどれか。
  1. 満1歳未満
  2. 満2歳未満
  3. 満3歳未満
  4. 満4歳未満
3
問 70
DV(ドメスティック・バイオレンス)被害者の相談に応じ、必要な指導を行うことが法的に規定されているのはどれか。
  1. 母子保健推進員
  2. 民生委員
  3. 婦人相談員
  4. 主任児童委員
3
問 71
助産師の守秘義務が明記されている法律はどれか。
  1. 刑法
  2. 母子保健法
  3. 戸籍法
  4. 保健師助産師看護師法
1
問 72
最近、母乳育児に関する退院後の電話相談が増加している。産科病棟の助産師は、退院後の母児を対象に母乳育児の継続を目指したグループ活動を企画した。
適切なのはどれか。
  1. 対象は初産婦。
  2. 第1回は退院1か月後
  3. 形態はピアグループ中心
  4. 効果判定は電話相談件数の減少
3
問 73
助産所の管理、運営で正しいのはどれか。
  1. 有床助産所は10床まで認められている。
  2. 出張業務のみの場合、その助産師の住所をもって助産所とみなされる。
  3. 構造設備に関する基準は医療法に規定されている。
  4. 開設者は助産師でなければならない。
1. a、b2. a、d3. b、c4. c、d
3
問 74
平成12年に改正された医療法で助産師の業務等に関して広告ができるようになったのはどれか。
  1. 常時業務に従事する助産師の氏名
  2. 就業の日時
  3. 学歴
  4. 助産録に係る情報を提供することができる旨
4
問 75
初産婦。巨大児が疑われたが、ザイツ法で児頭骨盤不均衡はないと判断して経膣分娩を試みた。クリステレル圧出法を5回繰り返して児頭は娩出したが前在肩甲の娩出困難となり、マックロバーツ法によって娩出した。児は4,400g、アプガースコアは8点で、小児科医の診察を依頼し、上腕神経叢麻痺と診断された。助産師は母親に子どもは大丈夫かと聞かれたので、その場で重篤な障害回避のためにやむを得なかったと説明した。
この事例について後日病棟内で検討会を行った。
適切であった対応はどれか。
  1. ザイツ法で児頭骨盤不均衡を判断した。
  2. クリステレル圧出法を5回行った。
  3. 出生後に小児科医の診察を依頼した。
  4. 助産師がその場で母親に状況を説明した。
3