第95回助産師国家試験

1995年開催の世界女性会議で採択されたリプロダクティブ・ヘルス／ライツの概念からみた助産師の役割で適切なのはどれか。

男女共同参画基本計画における女性への健康支援で正しいのはどれか。

性同一性障害の法的な性別変更の条件で正しいのはどれか。

更年期障害に対する治療を行う際、ホルモン補充療法が可能なのはどれか。

胎児に観察される運動で最初に出現するのはどれか。

妊娠高血圧症候群の栄養管理で正しいのはどれか。

母親役割獲得過程からみた妊娠期の特徴はどれか。

羊水量の診断で正しいのはどれか。

38歳の経産婦。陣痛発来で入院した。現在、陣痛間欠3分、陣痛発作40秒である。子宮口全開大から30分経過したが、まだ児娩出に至らない。陣痛開始から16時間が経過している。
この時点の助産診断で正しいのはどれか。

多胎妊娠で正しいのはどれか。

43歳の経産婦。産褥0日。身長156cm、体重70kg。妊娠30週から前期破水で入院し、長期安静臥床の後、35週で経腟分娩となった。分娩経過に異常はなかった。
ケアで適切なのはどれか。

妊娠中・後期の腹部超音波断層法による胎児頭部横断面を図に示す。ただし、図の上方は母体の腹側、下方は背側である。
児頭大横径〈BPD〉の計測位置で正しいのはどれか。

高校1年生の女子を対象に、健康教育を行うこととした。
健やか親子21の指標を踏まえた内容で優先度が高いのはどれか。

15歳の女子。高校生。2か月間月経がなく、市販の妊娠検査薬で調べたところ妊娠反応が陽性だったため、母親に伴われて受診した。妊娠8週と診断された。
助産師の対応で適切なのはどれか。

緊急避妊ピルについて正しいのはどれか。

22歳の女性。最終月経の開始から10週3日が経過し、初めて受診した。月経は不順であったという。本日行った経腟超音波断層法による胎児計測の写真(別冊No.1)を別に示す。
分娩予定日のアセスメントで最も適切なのはどれか。

超音波断層法による推定児体重を｢胎児体重の妊娠週数ごとの基準値｣と比較して評価する場合、胎児発育不全〈FGR〉の診断基準で正しいのはどれか。

29歳の初産婦。妊娠40週0日。午前0時に陣痛発来し、午前4時に入院し、午後8時に破水した。内診で子宮口全開大、Station±0、小泉門は2時方向に触れる。羊水所見は正常。胎児心拍モニタリングで基線は140bpmで、基線細変動があり、早発一過性徐脈を認める。推定児体重3,300g。陣痛間欠1分30秒、陣痛発作60秒。努責感はない。産婦はトイレまで歩行し排尿した。
ケアプランで適切なのはどれか。

骨盤位分娩の後続児頭娩出法はどれか。

産褥期における正常な子宮復古状態はどれか。

正期産で第子を出産し、1か月健康診査に来院した女性。母乳哺育を行っており、母子ともに健康状態は良好である。
保健指導で適切なのはどれか。

新生児の先天性聴覚障害で正しいのはどれか。

日本における20～39歳の母の5歳ごとの年齢階級別出生率の推移を示す。

乳児家庭全戸訪問事業〈こんにちは赤ちゃん事業〉の根拠となる法律はどれか。

助産所の運営管理で正しいのはどれか。

血友病Aの父をもつ既婚の女性。最近、妊娠が判明した。女性、その母親および女性の夫は血友病Aを発症していない。女性の家系図を示す。

在胎38週、3,100gで出生した児。母親が授乳禁忌である薬物を内服していたため母乳は止め、出生した日から人工乳を哺乳していた。日齢1にビタミンK2シロップ剤を内服した。日齢2。血便を認める。呼吸状態や哺乳力に異常を認めない。便の検査で好酸球の集積を認める。
血便の原因として最も疑われるのはどれか。

33歳の初産婦。妊娠38週。4,100gの児を出産した。分娩後4時間、歩行の際に、恥骨部に疼痛を感じたことを助産師に訴えた。
幅広ベルトを固定する高さの目安で正しいのはどれか。

在胎39週、3,200gで出生した児。出生直後から全身性のチアノーゼを認めるが、明らかな外表奇形はない。胸腹部エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。
最も疑われる疾患はどれか。

子宮内膜症について正しいのはどれか。2つ選べ。