第98回保健師国家試験

国際連合児童基金〈UNICEF〉の説明で正しいのはどれか。

3歳の幼児。3歳児健康診査で6本のう歯を指摘された。最近二語文を話し始めた。母親に児の食事内容を聞くと、あいまいな返事で、児はいつも正午ころまで寝ていると言う。保健師は歯科相談と発達相談を勧めたが、母親は拒否した。
保健師の対応で最も適切なのはどれか。

日本において30年前と比べて現在の数値が増加しているのはどれか。

低出生体重児の初回の家庭訪問で、児の母親が｢夫が会社から解雇され、経済的に生活が苦しい。子どもが泣くとイライラしてしまう｣と語った。部屋の中には使用済みの紙オムツが複数放置されたままであった。保健師はこの日、母親の話を傾聴し、次週に再訪問することを約束した。
保健師の訪問記録に客観的情報として記載するのはどれか。

ヘルス・ビリーフ・モデルの構成要素はどれか。

定期の予防接種について正しいのはどれか。

保健センターの窓口で｢最近、うちのおばあさんは食事をしたことを忘れて、さっき食べたでしょうと言うと怒りだす｣と家族から相談があった。保健師は、医療機関の受診を勧めるとともに、保健指導を行うこととした。
指導内容として適切なのはどれか。

障害者への市保健師の支援で適切なのはどれか。

難病相談・支援センターについて正しいのはどれか。

近年の日本における結核の状況と対策について正しいのはどれか。

40歳の女性。第1子の4か月児健康診査に来所した。専業主婦である。女性は｢気分転換や友人をつくるために外出したくても、子育てに忙しくて買い物以外は出かけられない。身近に育児の相談者がいない｣と話した。市保健師は同様に高齢出産した母親が孤立していないかを確認するために情報収集をすることとした。
情報収集の対象者で優先度が高いのはどれか。

町では、骨密度測定の結果報告会に併せて、骨粗鬆症予防教室を町の保健センターにおいて開催することにした。企画内容を表に示す。

育児学級に参加する父親が年々増えていることから、市保健師は父親の育児参加の促進を目的とした自主グループづくりについて検討することとした。
育児学級に参加した父親への市保健師の最初の働きかけで適切なのはどれか。

市保健センターでは、高次脳機能障害者の家族会と協働して、当事者同士の交流や地域参加を目的とした事業を始めることになった。関係機関とのパートナーシップを基盤にした活動を目指し、当事者や関係者による会議を開催し事業を推進することとした。
第1回の会議の内容で適切なのはどれか。

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律〈感染症法〉において、2類感染症とされているのはどれか。

児童相談所について正しいのはどれか。

健康増進計画のプロセス評価を示す項目で適切なのはどれか。

有病率を低下させる要因はどれか。

脳卒中発症に対する喫煙の影響を調べるために、コホート研究を行った。10年間の追跡期間に、各対象者について、発症日または転出等によって追跡から脱落した日を特定することができた。
相対危険を計算する場合に最も適しているのはどれか。

ある集団に対してスクリーニング検査と確定診断とを同時に実施した結果を表に示す。

感染経路とその拡大防止策の組合せで正しいのはどれか。

男性の特定健康診査受診者について定期的運動の有無と腹囲との関連を分析し、t検定を行った結果を表に示す。

一時点における横断的な全国調査によって求められている保健統計値はどれか。

保健師のケアマネジメント能力の育成方法として最も適切なのはどれか。

50歳の男性。脊髄小脳変性症。妻との2人暮らし。子どもはいない。男性は立ち上がりや歩行が1人ではできず、更衣や排泄にも介助が必要であるため、訪問看護と訪問介護とを利用している。男性の主な介護者であった妻が、乳癌を発病して入院することとなったため、保健所保健師に相談があった。
保健師が男性に活用を勧める事業として適切なのはどれか。

国民体力の向上と国民福祉の増進を図る目的で、昭和13年(1938年)にが設置された。
に入るのはどれか。

平成20年における日本の糖尿病に関する調査結果で正しいのはどれか。

日本の人口動態統計で正しいのはどれか。

地域保健法に関する文章を示す。

保健指導の方法で、集団での指導が適切なのはどれか。2つ選べ。