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第98回看護師国家試験

午前問題
問 31
健康問題と環境要因の組合せで正しいのはどれか。
1.
難聴
130dB以上の音
2.
熱中症
低湿度
3.
皮膚障害
可視光線
4.
シックハウス症候群
ダニ
1
問 32
ダイオキシンで正しいのはどれか。
  1. 毒性は弱い。
  2. 水に溶けやすい。
  3. 規制する法律はない。
  4. 廃棄物の焼却で発生する。
4
問 33
平成19年4月から施行された改正保健師助産師看護師法で看護師に追加されたのはどれか。
  1. 名称独占
  2. 業務独占
  3. 欠格事由
  4. 免許取得条件
1
問 34
国際生活機能分類(ICF)の構成要素の関連図を示す。
問34の画像
はどれか。
  1. 個人
  2. 健康
  3. 環境
  4. 活動
4
問 35
運動障害のある患者の看護計画で教育的活動に挙げられるのはどれか。
  1. 排便時にトイレへ車椅子で移送し介助する。
  2. 床上訓練開始前に関節可動域を測定する。
  3. 床上運動の方法を介助しながら説明する。
  4. 日常生活動作の主観的な改善度を聞く。
3
問 36
左眼に光を当てた時の正常な対抗反射はどれか。
  1. 選択肢1
  2. 選択肢2
  3. 選択肢3
  4. 選択肢4
4
問 37
呼吸パターンを模式図で示す。
過呼吸はどれか。
問37の画像
1. 2.
選択肢1の画像選択肢2の画像
3. 4.
選択肢3の画像選択肢4の画像
3
問 38
クリニカルパスで誤っているのはどれか。
  1. 典型的な経過を示す疾患に用いられる。
  2. 医療者用と患者用との両方を作成する。
  3. 個々の患者の状態に応じて作成する。
  4. 標準的な治療・ケア計画を示す。
3
問 39
成人のディスポーザブル120mLグリセリン浣腸で適切なのはどれか。
  1. 液の温度を50℃に温める。
  2. カテーテルを6cm挿入する。
  3. 液を10秒かけて注入する。
  4. 注入後1分待ち排便を促す。
2
問 40
仙骨部の褥瘡の写真(別冊No.2)を別に示す。
深達度(米国褥瘡諮問委員会NPUAPの分類)はどれか。
問40の画像
  1. Ⅰ度
  2. Ⅱ度
  3. Ⅲ度
  4. Ⅳ度
2
問 41
採血法で適切なのはどれか。
  1. 刺入部位の約2cm上に駆血帯を締める。
  2. 刺入部位の外側から中心に向かって消毒する。
  3. 駆血帯を締めてから2分以内に採血する。
  4. 採血針を抜去後に駆血帯を外す。
3
問 42
穿刺と体位の組合せで正しいのはどれか。
1.
腹腔穿刺
腹臥位
2.
腹腔穿刺
半座位
3.
腰椎穿刺
仰臥位
4.
骨髄穿刺
砕石位
2
問 43
病棟での医薬品の管理で正しいのはどれか。
  1. 生ワクチンは常温で保存する。
  2. 麻薬注射液の残液は直ちに廃棄する。
  3. 用時溶解の薬剤は溶解後冷凍保存する。
  4. 向精神薬は施錠できる場所に保管する。
4
問 44
傷病者のトリアージで適切なのはどれか。
  1. トリアージ担当者はトリアージのみに専念する。
  2. トリアージタッグの判定を示す区分色に印を付ける。
  3. 治療を最優先するのは黒色のトリアージタッグである。
  4. トリアージタッグは原則として傷病者の左手に装着する。
1
問 45
都道府県ナースセンターの業務はどれか。
  1. 看護師籍の登録
  2. 業務従事者届の受理
  3. 看護師の無料職業紹介事業
  4. 医療施設への看護職員配置の指導
3
問 46
在宅看護の原則で正しいのはどれか。
  1. 画一的なケアを提供する。
  2. ケアは看護師が中心に行う。
  3. 最終的な意思決定は家族が行う。
  4. 個々のライフスタイルを尊重する。
4
問 47
介護負担感を訴える家族に対する看護師の対応で適切なのはどれか。
  1. 家族に受診を勧める。
  2. 患者に家族の思いをそのまま伝える。
  3. 家族が負担と思う介護状況を尋ねる。
  4. 主治医に家族への病状説明を依頼する。
3
問 48
95歳の女性。長女夫婦と同居中。自力で寝返りができず、認知症も進み便意を訴えることができない。7日前におむつを少量排便したのみで、腸音は微弱で腹部膨満がみられ、直腸内に硬い便塊を触れた。
主治医に報告後、訪問看護師が行う対応で優先されるのはどれか。
  1. 摘便を行う。
  2. 自然排便を待つ。
  3. 下剤の服用を家族に促す。
  4. 四肢の他動運動を勧める。
1
問 49
40歳以上64歳以下の在宅療養者で介護保険のサービスを利用できるのはどれか。
  1. 脊髄損傷
  2. クローン病
  3. パーキンソン病
  4. ベーチェット病
3
問 50
青年期の発達課題で最も適切なのはどれか。
  1. 社会的地位の確立
  2. 将来の方向性の選択
  3. 経済的な基盤の確立
  4. これまでの生き方の見直し
2
問 51
35歳の男性。震度6強の地震発生36時間後、がれきの下から救出され、病院に搬入された。長時間両大腿部が圧迫されていたため、下肢に知覚・運動障害を認めたが、意識は清明で呼吸と循環動態とは安定していた。入院後、両下肢が著しく腫脹し、赤褐色尿を認め、全身状態が急速に悪化した。血液検査で血清クレアチンキナーゼ(CK)値と血清カリウム値とが急激に上昇した。
最も考えられるのはどれか。
  1. PTSD
  2. 深部静脈血栓症
  3. ネフローゼ症候群
  4. 挫滅症候群(クラッシュ症候群)
4
問 52
65歳の男性。急性心筋梗塞発症後1日。
急性期リハビリテーションで優先されるのはどれか。
  1. 廃用症候群の予防
  2. 運動習慣の形成
  3. 職業復帰の促進
  4. 食習慣の確立
1
問 53
気管支鏡検査で正しいのはどれか。
  1. 検査の1時間前まで飲食できる。
  2. 検査中、会話はできる。
  3. 検査中、義歯は装着したままで良い。
  4. 検査後、2時間は絶飲食とする。
4
問 54
ペースメーカー装着中の患者に禁忌なのはどれか。
  1. CT
  2. MRI
  3. 超音波検査
  4. 骨シンチグラフィ
2
問 55
労作性狭心症の患者に対する生活指導で適切なのはどれか。
  1. 低残渣の食事をとるよう心掛ける。
  2. ニトログリセリンを定期的に使用する。
  3. 動いたら休む習慣をつけるよう心がける。
  4. 入浴は42℃くらいのお湯で肩までつかる。
3
問 56
右大腿動脈からの肝動脈塞栓術施行後の対応で適切なのはどれか。
  1. 右足背動脈を触診し拍動を確認する。
  2. 施行後24時間は絶対安静とする。
  3. 施行当日の発熱には抗菌薬が投与される。
  4. 鎮痛薬は肝臓への負担があるため使用できない。
1
問 57
糖尿病抹消神経障害のため感覚障害のある患者への足病変予防法で適切なのはどれか。
  1. 熱めの湯をかけて洗う。
  2. なるべく素足で過ごす。
  3. 靴ずれしない靴を選ぶ。
  4. 爪は足趾の先端よりも短く切る。
3
問 58
甲状腺機能低下症の身体所見はどれか。
  1. 眼瞼浮腫
  2. 眼球突出
  3. 心悸亢進
  4. 発汗過多
1
問 59
同種骨髄移植で正しいのはどれか。
  1. 提供者とのABO式血液型の一致が条件である。
  2. 手術室において全身麻酔下で移植される。
  3. 免疫抑制薬を用いる。
  4. 骨髄生着後は感染の危険性がなくなる。
3
問 60
スギ花粉によるアレルギー性鼻炎患者の花粉飛散時期前後の指導で適切なのはどれか。
  1. 洗濯物は屋外で完全に乾燥させる。
  2. ほこりを吸わないよう掃除は控える。
  3. 化学繊維素材よりも毛織物の衣類を選ぶ。
  4. 花粉飛散の前から抗アレルギー点鼻薬を使用する。
4